おじさんの煮こごり

さて、昨日は女性的な漫画を読んだので、

あまい囁き

あまい囁き


今日は安心しておじさん漫画をガッツリ買い込んだのでありました。

弱小プロレス団体を描いたブルージーな味わいの『ロックアップ』(どうせそのうち鈴木みのるが出てくるだろうし、路線変更してバトル漫画に変貌するのは時間の問題であろう)、円熟の味わいを見せつつある『めしばな刑事タチバナ』、そして『押忍!!麻雀部』。
押忍!!麻雀部 1 (近代麻雀コミックス)

押忍!!麻雀部 1 (近代麻雀コミックス)

90年代に一世を風靡した(というほどでもないけど)『押忍!!空手部』のスピンオフで、忌羅や寺本といった見覚えのあるキャラクターたちが出てくるのが楽しいです。そのうち森上先輩とか神雷のアニキとかも出てくるんだろうなぁ。いちおう麻雀はやるんですけど、だいたい最終的には高木さんの鉄拳を食らった相手が雀荘の窓から吹っ飛ぶパターンなので、麻雀を知らなくても楽しめます。連載分ではもう高木さん普通に爆裂発勁出してます。久方ぶりの、桜玉吉の新作『満喫漫玉日記深夜便』。エンターテインメント性というより純文学の味わいを持った、私小説ならぬ私漫画。現代では非常に珍しいタイプです。ここ数年は体調不良もあって仕事が激減し、ネットオークションで身のまわりのものを売って糊口をしのぐタケノコ生活を送っているとは仄聞しておりましたが、漫画喫茶に住んでいるというのは、さすがに昔からの愛読者としてはキツイものがあると思いました。生活様式を変化させて創作に弾みを付ける目的はあるようですが、1年間漫画喫茶いに住んでいたというのは異色すぎて、ブルーズの味わいがいや増すところなのでありました。


……おじさん漫画というよりは、違ったベクトルの偏りを感じるラインナップと言えなくもないというか。