流れた赤い血はなぜ!
ちょっと前に、社員どうしを秒速で結婚させるという企画で話題になった、WEBサービス会社のLIGとトレンダーズ。
結婚のご報告。30年彼女がいなかった僕が、秒速で結婚できた理由。 | 株式会社LIG
その続編として、結婚した夫妻が、はあちゅうの手引きでインチキ療法を受けに行く記事がアップされています。
血液を抜いて戻す?キレナビを使ってオゾン療法を体験してみた。 | 株式会社LIG
ここで紹介されているオゾン療法というのは、注射で抜いた血液をオゾンで酸化させ、身体に戻すことで健康が増進される、と称するインチキ医療です。
ドス黒かった血液が鮮やかな鮮紅色になるので、「これで血液サラサラ!」なんて騙される人もいるのかもしれませんが、静脈血が黒っぽいのは当たり前だろう。
はあちゅうはこれがお気に入りのようで、自分のブログで何度か紹介していますが、心臓と肺の役割を知らないんでしょうかね、いい大学を出てるくせに。Eテレの中学生向け番組でも見て、勉強しとけ!
http://www.nhk.or.jp/rika/10min2/index_2013_006.html
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これって常識だと思っていたんですが、そうでもないんですかね。
- アースシェイカー 流れた赤い血はなぜ!
(今の若い人には信じられんかもしれんが、これがカッコイイ時代もあったんだよ……)
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んで、さすがにインチキ療法をおおっぴらに「健康と美容にいい」などと紹介するのはマズいと思ったのか、こんな書き方をしています。
ふーん。伏字なら大丈夫だと思ってるんだ。
じゃあ、この記事を見てもらいましょうか。
天皇陛下のイラスト無断使用で賠償命令 - 社会ニュース : nikkansports.com
「海猿」などの作品で知られる漫画家佐藤秀峰さんが、作品を購入した人に特典として描いた天皇陛下のイラストをインターネットのサイトに無断で掲載され、名誉を傷つけられたなどとして、東京都内の男性に400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は16日、50万円の支払いを命じた。
判決によると、佐藤さんは自身のウェブサイトで作品を購入した人を対象に、希望する人物の似顔絵を色紙に描いてプレゼントしていた。男性は昨年3月、天皇陛下と昭和天皇の似顔絵を希望し、送られて来た色紙を撮影した写真を、画像投稿サイトに「天皇陛下にみんなでありがとうを伝えたい」などの言葉とともに掲載した。
佐藤さんが男性にあてた投稿で「政治的、思想的に利用するのはご遠慮ください」と伝えると写真はすぐに削除された。男性は翌日「○害予告されましたし、あちこちから狙われてますので」などと投稿した。
長谷川浩二裁判長は「佐藤さんが政治的傾向に強く共鳴、賛同していると受け取れる投稿で、著作者の人格権を侵害している」と認定。「『○害予告』は殺害予告を伏せ字にしたと考えられ、削除を求められた意趣返しともとれる形で危害の告知のような投稿をした」と名誉毀損(きそん)も認めた。(共同)
見出しだけだとさっぱり何のことかわからず、てっきり裁判所が国会の空気を読んで不敬罪を先取り復活させたのかと思いましたが、要するに、佐藤秀峰氏にもらった色紙を政治的主張に使った人が、佐藤氏からクレームをつけられて逆恨みし、「佐藤秀峰に○害予告された」などとツイートした、という件です。
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イラストを無断政治利用したユーザー、佐藤秀峰さんにも○害予告されましたと嘯く - Togetter
つまり、伏字でもちゃんと違反になるってことです。大丈夫なのかね、あの記事。