Boxing Day
12月23日は天皇誕生日、24日はクリスマスイブ、25日はクリスマス、とイベント目白押しのここ数日。
陛下のお誕生日を祝ってケーキを食べ、イブには豪華にブッシュ・ド・ノエルを食べ、25日には半額になったケーキを食べ、といった具合で血糖値や中性脂肪がうなぎ上りになるところですが、12月26日はもうふつうの日で、ケーキを食べる口実もなくなります。
しかし、欧米の一部(主にイギリス文化圏)では、26日はボクシング・デーという祭日になっています。
- 作者: 樫崎茜
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/12/15
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
もともとは、教会が貧しい人のために寄付を募ったプレゼントの箱を開け、配給する日であり、さらにその起源をさかのぼると、新約聖書においてキリスト教徒初の殉教者とされる聖ステファノを記念する日で、アイルランドではスティーヴンズ・デイと呼ばれています。
- 作者: 共同訳聖書実行委員会,日本聖書協会
- 出版社/メーカー: 日本聖書協会
- 発売日: 1997/01/01
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 34回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
日本の一般家庭で、クリスマスを祝う習慣が定着したのは昭和30年代以降のことであり、今では日本人にとっても年間を通じて有数の、大きな行事となっています。
同じように欧米から輸入されたハロウィンは、なかなか定着しませんでしたがここ10年ぐらいでだいぶ浸透してきました。とはいえ、今のところは大都市の若者層に限られているのが現状ではありますが。
ジョン・カーペンターの『ハロウィン』以来、年中行事を扱ったホラー映画はたくさん作られました。代表的なのが『13日の金曜日』ですが、他にも、クリスマスに殺し屋サンタがやってくる映画は何本もありますし、『血のバレンタイン』や『プロムナイト』『エイプリル・フール』もよく知られています。近年では、タランティーノらの呼びかけで作られた『グラインドハウス』劇中のフェイク予告編、イーライ・ロスの『サンクスギビング』が記憶に新しいところです。
グラインド・ハウス U.S.A.バージョン プラス [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2011/04/27
- メディア: Blu-ray
- 購入: 3人 クリック: 49回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
やっぱり「ボクシング」って単語が、どうしてもスポーツのほうを連想させますからね。
ボクシング現役世界チャンピオン「孤高の軌跡」 (別冊宝島 2054)
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/08/05
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
日本で「ボクシングの日」といった場合は5月19日を指します。これは、日本プロボクシング協会の会長である大橋秀行が、2010年に、世界王座経験者による団体「プロボクシング・世界チャンピオン会」(野球でいう名球会のようなもの)の発足とともに制定したものです。
- 作者: 白井義男
- 出版社/メーカー: 東京新聞出版局
- 発売日: 1987/04
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 山平重樹
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2010/06/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 作者: 島田紳助
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2011/02/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 220回
- この商品を含むブログ (27件) を見る