裏番組をぶっとばせ！ - 男の魂に火をつけろ！　～はてブロ地獄変～

つい先ほどまで、TBS系のバラエティー番組「リンカーン」を見ておったんです。

今週は、以前にオンエアされた映像を流しながら「この後どうなった？」と問題を出す、クイズ仕立ての総集編だったのですが、中にひとり、顔にボカシ（モザイクとかじゃなくて白いボカシ）が入る人物がいます。

顔の輪郭、ボカシの上からでも判る髪型、独特の体形などから、すぐにそれがバナナマンの日村勇紀だとわかりました。

なぜ日村にボカシ？　なんか不祥事でもあった？　「○月×日に収録されました」とかテロップも出てないのに？

と疑問に思っておりましたが、よく考えると、バナナマンは同じ時間の裏番組（NTV系「コレってアリですか？」）に出演しているので、ダブルブッキングを避けるためにこのような措置が取られたようです。こういうときは総集編のほうが譲るものなんですねぇ。

似たような話としては、世界中のディズニーランドでミッキーマウスは同時に二箇所に出現しないように厳重なスケジュール管理がなされている、というのを聞いたことがあります。

また、仮面ライダーなどのヒーローショーも、全国でダブルブッキングが起こらないようにスケジュールが管理されているとか。

その昔、『仮面ライダーV3』が人気絶頂だったころ、同じく人気絶頂にあったフィンガー５と映画で競演したことがありました。

このとき、フィンガー５の事務所関係者が、東映のプロデューサーに「おたくの仮面ライダーはいつでもどこでも何人でも出られていいですねぇ。うちのフィンガー５は５人しかいませんから、スケジュールがキツくてねぇ」といったイヤミを言ったそうです。

現在は、同じ仮面ライダーが同時に二箇所に出現することはないようですが、このイヤミが、ライダーのスケジュール管理を厳しくさせたのかもしれませんね。