なげやり

桜玉吉の『なげやり』新装版を買ってきました。

なげやり1 なぁゲームをやろうじゃないか!! (BEAM COMIX)

なげやり2 なぁゲームをやろうじゃないか!! (BEAM COMIX)

講談社から出ていた旧版の単行本には収録されていない６編のエピソードが、２巻に入っています。

また、アフタヌーンに連載されていた時の担当だったエムカミくん（漫画の中では、何の説明もなく生首だったりツインテール美少女だったり巨乳美女だったりヒゲオヤジだったりと変身を繰り返す。共通点はメガネのみ）が当時を振り返る、回顧録もついているので、旧版をお持ちの方もまた読んでみる価値はあるでしょう。まぁいずれにしてもコレクターズアイテムの域を出ない商品ではありますが、これも玉吉さんの治療費カンパだと思うことにします。

（『読もう！　コミックビーム』のときにも同じことを書いているのは内緒である）

結婚したばかりだった竹熊健太郎夫妻が登場するエピソードでは、エムカミくんも「人生いろいろ」と言ってあえて触れようとしないのが、10年以上たった時間の重みを感じさせます。

電波大戦

そういった諸々の事情に思いをはせつつ、レッツリード『なげやり』！

（漫画の内容に影響を受け、紹介するエントリまでこんな感じになった）