購読漫画リスト

年度末ということで、購読している漫画の単行本がいくつか出ていたので買ってきました。

一騎当千 (15) 通常版 (GUM COMICS)

一騎当千 (15) 通常版 (GUM COMICS)

塩崎雄二の『一騎当千』15巻。巻を追うごとに内容がハードになっている本作ですが、今回もギャグはほとんどなく(全編ギャグの番外編が一篇だけ載っているが)、美少女の腕がもげたり足がもげたり上半身と下半身が真っ二つになったり、と凄惨な切株描写がいっぱい出てきます。映画『レッドクリフ』はもうすぐ「赤壁の戦い」本編に突入するパート2が公開されますが、こちらは本編になってるのかどうかいまいちよくわからないままでした。たぶんストーリーにあんまり意味はないと思います。


いい電子 9巻 (BEAM COMIX)

いい電子 9巻 (BEAM COMIX)

みずしな孝之の『いい電子』も9巻が出ています。ファミ通の見開き2頁オールカラー漫画という、桜玉吉の『しあわせのかたち』以来のフォーマットですが、元祖の方がほとんど病跡学の教材みたいになってしまったのに対し、こちらの方はなんとか安定した面白さを保っています。
幽玄漫玉日記 4巻 (ビームコミックス文庫)

幽玄漫玉日記 4巻 (ビームコミックス文庫)

(↑毎回、休載直前になるともう読むに堪えない内容になる)


女子大のオキテ 2 (アクションコミックス)

女子大のオキテ 2 (アクションコミックス)

エロ漫画枠で、法田恵の『女子大のオキテ』2巻。この人の漫画はもう15年ぐらい前からずっと読んでいるので、今回も習慣で購入。絵もとりたてて上手いわけではないし、内容はマンネリだし(「メンズヤング」で長いこと連載しているが、前作・前々作から三作品も続けて「イナカの大学でのんびり暮らしながらのんびりとフリーSEXを楽しむ」というまったく同じ内容なのは正直どうかと思う)、面白いのかと問われたら「別に他人に勧めるほどでもない」と答えそうなのですが、どの作品も、いつでも女の子が優位にある内容なので、読んでいるとなんだかホッとしてくるダウナーな快感があり、つい買ってしまうのです。ぼくはフェミニストを自称してますが、別に男女同権論者じゃなくて女尊男卑趣味者なもんでね。


HELLSING 10 (ヤングキングコミックス)

HELLSING 10 (ヤングキングコミックス)

平野耕太の『HELLSING』も10巻で完結しました。今回のカバー裏は『スーパーくいしんグ』という意表をつくビッグ錠ネタです。明らかになる少佐の正体と、インテグラ様との「人間とは、化け物とは」問答、腐女子悶絶必至のウォルター血みどろ艶姿アーカードの寂寥感あふれる三様の死に様、セラスの巨乳とパンツなど今回も見どころ満載です。10年にわたった長期連載、お疲れ様でした。


完結記念として、作者のブログにおまけが一枚あるのでそちらも見ておいてね。

http://73714.at.webry.info/200903/article_1.html