風に吹かれて

昨日の行動を記録しておくのを忘れていた。

  • 朝おきて、車で一時間ほどかかる塩釜市水産物卸売市場に出かける。ここでは、中で買ったお刺身を食堂で食べることができる。よくテレビでやっているので、見たことのある人もいると思う。
  • まぐろの中落ち(500円)と殻つきの生牡蠣(1個150円)を買い、ご飯と味噌汁セット(300円)を注文する。

  • 中落ちをご飯にのっけて、丼にしてみる。刺身はおいしいのだが、狭い厨房でカレーを煮ているので、バーモントカレーの匂いに包まれながら食べるまぐろ丼というのもなかなかレアな経験であった。


アヒルと鴨のコインロッカー [DVD]

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  • BOB DYLAN - Blowing in the wind (Madison Square Garden NY 1971)

  • お店に入り、若い男の店員に「広辞苑ありますか?」と尋ねると、一瞬「またか」という顔をしたものの親切に「こちらです」と案内してくれた。

  • 広辞苑はあったが、広辞林はなかった。きっと瑛太が持っていったっきりなんだろう。
  • レジの女の子は、映画の平田薫ほどの仙台弁ではなかった。

※以下、虫画像あり
























実はこの日の目的は、いなごの干したものを探すことだった。知り合いに頼まれて、いなご食について調べており、できれば実際に料理してみたいのである。


この市場には、鮮魚だけでなく乾物の市場もあるのだが、こちらは日曜は休みなのであった。


あきらめて帰ろうと思ったら、市場外周の露店でいなごの佃煮を売っていたので、買ってみた。

1パック400円。今シーズンはもうそろそろ終わりとのこと。


黒っぽく煮しめてあるやつの、顔をじっと見ているとなんとなく仮面ライダーBLACK RXという名前が頭をよぎる。

仮面ライダーBLACK RX VOL.1【DVD】

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昭和最後の仮面ライダーとなった『RX』は、前作がダークで大人向けな雰囲気だったのから打って変わって明朗路線になり、ライダーもありえないほどパワーアップ。ライダーキックはほとんどフィニッシュとしては使用されず、ビームサーベルで怪人を斬り、見得を切るそのバックで斬られた怪人が爆発するという、完全に「宇宙刑事」シリーズのフォーマットで制作されるようになった。おまけに、「ロボライダー」(メタリックな体で太ももから光線銃を出す、完全に『ロボコップ』のフォーマット)と「バイオライダー」(液体になってすべての攻撃を無効化する、完全に『美女と液体人間』のフォーマット)への二段変身により完全に無敵になり、バイクもしゃべるようになり(完全に『ナイトライダー』のフォーマット)、あまつさえ車にまで乗るようになって、もはや完全に『仮面ライダー』ではなくなってしまった味わい深い作品であった。