あ…ありのまま今起こったことを話すぜ

いいかげん飽きてきた感もあるのですが、懲りずに『School days』の話です。

School Days DVDPG

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…これってアレですね、鬱ゲーってよく言われてますけど、それ嘘ですね。

正しくはウザゲーですね。


もうね、とにかくウザいんですよこの娘たちが。


(全六話構成のうち)第三話で、主人公の誠死ねくんは、付き合い始めたばかりの彼女である言葉様(ジャケ右端)にちょっとスキンシップを求めてドン引きされ、そのピューリタンっぷりに誠死ねくんの方も逆ドン引きし、あっさり「少し距離を置こう」と言い出します。


そんで、その状態を世界(ジャケ左端)に相談するんですけど、そしたら「アンタは強引すぎるのよ。いざというとき焦らないように、私で練習してみたら?」とか言い出すんですよ。


ここで”Yes”を選べばこっちとファックすることになるのは明白ですが、その提案オカシイだろ。なんだよ練習って。非常識すぎるだろお前。ただヤリたいだけちゃうんかい、と。


ゲーム的には”Yes”がいいんでしょうけど、オレ的にはここで”Yes”は無理。
世界の誘惑も断ち切って、主人公にストイシズムを強いることにします。


そうこうしていると第四話。学校では文化祭が始まります。


誠死ねくんたちもクラスの出し物(喫茶店やらホラーハウスやら)に動員されるんですが、実はこの学校の文化祭にはある秘密の伝統がありまして。


各クラスが模擬店を出すうち、いくつかのブースには秘密のご休憩処が用意されていて、学内カップルはそこでファックすると幸せになれる、という。

んで、その誘い方も決まっていて、女の子の方からコンドームを握り締めた手を差し出し、男の子がその手を取れば成立、というんですね。


ぼくが親だったら、こんな伝統のある学校には子どもを通わせませんね。

ところが子どもたちはそんな学校でも青春を謳歌しており、言葉様もそんな風潮に触発されてか積極的になり、自分のクラスにやってきた誠死ねくんに、「私、誠くんのほんとうの彼女になりたいから…」とゴム入り拳を差し出します。


あのね、ぼくはこういう考え方が本当にキライでね。


自分はやりたくもないのに、「彼氏のことが好きだから」「嫌われたくないから」とファックするというのは、本質的に売春と同じでしょ。

得るものが、お金か「彼女の座」かの違いだけでね。


そんなアティテュードで来られたって、ちっとも萌えませんよ。



といっても、血気盛んな高校生である誠死ねくんはいっこうにそんなん気にしないで、言葉様の豊満なバディにむしゃぶりつくんですね。


んで、言葉様の白魚のような指で(関係ないけど、本当に指がシラウオみたいだったら超キモチワルイよね)コンドームを装着してもらうんですが、その刺激によってぬふぅと暴発してしまいます。

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これで、言葉様はもうすっかり女房気取りで増長すること増長すること。


こうなってくると、二人の仲を取り持ってくれた世界はもうジャマなだけなので、誠くんの友達である泰介くん(ルートによっては、言葉様はこいつにレイプされるんだけど)に、世界と付き合うように仕向けて、プールでのダブルデートに持ち込むんですよ。腹黒すぎだろ言葉様


そして四人でプールに出かけるわけですが。


世界は、誠くんと言葉様がそんなことになってるとは夢にも思わないので、言葉様と泰介くんが流れるプールで泳いでいる隙に、この期に及んでまだ「練習してもいいよ…」なんて言い出します。負け犬め。

んで、誠くんに「もう練習いらないから」と言われ、「そっかぁ、もうしちゃったんだぁ…」と敗北を悟り、グスングスンと泣き出します。


ウ…ウザイ。



ストーリー的にはここが萌えのポイントだと思うんですが、もうウザくてどうにもなりません。

どのボタンを押せば、こいつのアホ毛を根元から引っこ抜いて、そんでもって鼻の穴に突っ込んで、クシャミが出るまでウリャウリャ責められるんですか誰か教えてください。って感じです。


しかし、プレイヤーであるぼくの気持ちを酌んでくれるほど、誠くんはユーザーフレンドリーではありません。


泣いている世界をなんとかなだめようとするうちに、なぜか深々と舌を差し入れてフレンチキッスをしてしまいます。人目につくプールサイドで、しかも真っ昼間から何してくれてるのキミは。


世界は、「これであきらめがついた」と語りますがそんなの亀田家の釈明と同じくらい説得力ありませんね



そして。



おごる平家は久しからず、と歴史が証明しているとおり、言葉様の勝利の日々も長くは続きません。


学校で言葉様と歓談していた誠くんですが、突然「やっぱり自分の気持ちにウソはつけない」と言い出し、「前から好きだった子がいるんだ」と、強引に別れを告げてその場を逃げ出し、プレイヤーに選択をさせることもなく勝手に、世界に「誰よりも好きだ」と衆人環視の中で告白してしまいます。


…こ、これが有名なポルナレフかっ!

ポルナレフの世界

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(↑これは違う)


唖然としたまま第四話が終了、続く第五話は更にウザさの頂点を極めることになるのですが、長くなりましたので続きはまた後日。