思い結んで
<昨日よりつづく>
まず、昨日の内容に誤りがありましたので訂正します。
主人公の誠くんは、屋上で世界と言葉様に吊るし上げを食らうのですが、その場に乙女はいませんでした。彼女が誠くんに告白するのは、第六話になってからでした。
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というわけで、最終回第六話です。
誠くんに拒絶された世界は、すっかり落ち込んで自宅に引きこもり、親友の刹那(リボンの人。それにしてもこのゲームはこんな名前の人ばっかりだ)を相手に「私なんて嫌われて当然だよね」「私って嫌な子だよね」と、セルフネガティブコメント垂れ流し。その言動がいちばんイヤなんだ、ということには気付くはずもありません。
一方、言葉様は「私のせいで、誠くんを迷わせちゃったんだ。誠くんの彼女は私なんだから、私がしっかりしなくちゃ…」と、変な方向に気合を入れ直してます。前回ふられたことなんて、まったく意にも介していません。さすが言葉様です。
そして、学校中の話題になった修羅場から一夜明けてみると、世界は学校に来てません。刹那いわく「具合が悪いから」とのことですが、そんなの仮病に決まってますね。
なんだよ、さんざんやりたい放題やっておいて、ちょっと都合が悪くなると仮病使って引きこもりかよ。
これからは、お前のことドルジって呼ぶからな。
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というわけで、選択肢は”NO”を選びます。でも刹那はなおも「ドルジ、待ってるから」と言うんですが、そんなの知らねえよ。好きなだけ泥パックでもなんでもやってりゃいいじゃねえかよ。と、また選択肢は”NO”。しかし刹那はなおも「ドルジのこと嫌いだから…?」と食い下がってきます。
…このゲームには、ウザイ奴しか出てこねぇのかよ。
ここでは選択肢”無言”を選びました。さすがに刹那も「わかった、もう頼まない」と退散していきます。お前はそうやって協会に報告してりゃいいんだよ。
んで、学食で昼飯を喰っていると今度は乙女が現れ、「西園寺さん(ドルジ)や桂さん(言葉様)が言ってることホントだよ、私も伊藤(誠くん)のことが、前からずっと好きだった」と言い出します。
…お前は本当に空気読めねぇなぁ。
こんなときにそんなん言われたって、ハイそうですかそれはありがとうぼくも好きだよさあ付き合おう、なんて言えるわけねえだろが。お前はバスケ部で女ヤオ・ミンの取り巻きでもやってりゃいいんだよ。
というわけで、地味にイライラしながら学校から帰ろうとすると、そこに真打ちの言葉様が登場。
さも当然のように「いっしょに帰りましょう」と笑顔で言ってきます。
ウザいので「用事があるから」と断ると、「なんの用事ですか?言えないような用事なら、いいですよね」と食い下がってきます。やっぱりこの人はレベル違うよ。怖すぎだよ!
誠くんもあまりの怖さにテンパったのか、なぜか「ドルジの見舞いに行くんだ」と口走ってしまいます。あんなに行かないと言ってたのに、少しでも言葉様にダメージを与えようとしてのことなのでしょうか。
しかし言葉様、自分こそ誠くんの彼女であると確信しているので、臆することなく二人そろってドルジの家に。
弱っているドルジはここでも殊勝&ネガティブな態度で、「私の行動、迷惑だったよね。ゴメン」と頭を下げます。これに「気にしてないよ」と応える誠くん。それって「迷惑だ」と言ってるのと同じですね。
ですが、ドルジの中では何か吹っ切れたものがあったようで、次の日は普通に登校してきます。
ランチに誠くんを誘いに来た言葉様を追い返して完全復活をアピールすると、今日の帰りに自宅に来るように、と誘ってきます。するとそこに、言葉さまから「誠くんの家の前で待ってます」とメールが着信。
どうやらここが最終局面、いよいよア・バオア・クーに到達したらしい。
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で、結果を先に言いますと、家の前で待っているドルジのところにまず刹那がやってきて、グダグダと泣き言を言っていると刹那が誠くんを連れてきて、これからは信頼し合って付き合おうということになってハイおしまいめでたしめでたし。
…って納得いくかよ!
言葉様がこんなんでおとなしく引き下がるもんか。それに誠くんが改心するはずもない。
ここまでこじれたからには、やっぱり誰かの血を見ないとおさまりがつかないと思うんですけどねぇ。
http://www.geocities.jp/slave_days/sc_101.html
攻略サイト見つけたので、お目当ての『鮮血の結末』目指してもう一度プレイしてみようと思います。
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