ヘッドバンガーズ・ジャーニー

お笑い番組では「笑いの金メダル」が好きで、「エンタの神様」はあまり好きでないワッシュです。


で、昨日ひさしぶりにちょっと見たんですけど。


とりあえず、
「異様な風体のピン芸人が、あるあるネタを叫んでひとしきり暴れる」

というスタイルの芸は、もう禁止した方がいいと思います。

とくに小梅太夫。全然おもしろくない。


昨日はじめて見た、ZOXY DOLLという芸人もいました。これも同じ。
丸顔でぽちゃっとしたルックスはけっこう好みなんですけど、ネタはあんまり好みじゃないなぁ。


この人は、aikoをブサイクと揶揄したためにaikoファンから攻撃されて、BBSを閉鎖したこともあるそうですが。
aikoファンって煽り耐性低いなぁ。
似たような例としてはhydeの身長問題がありますが、そんなこと言ってたらイングヴェイ・マルムスティーンのファンなんかやってられないぞ。

マーチング・アウト

マーチング・アウト

この頃はカッコよかったんだけどなぁ。
セヴンス・サイン

セヴンス・サイン

この頃にはもう、顔がジャケからはみ出すようになってました。
音楽の内容は悪くないんですけどね。


あと、ZOXY DOLLには「今日もパンクに萌え叫ぶ」というコピーが付けられてますが。
この人が叫んで暴れるとき、かかるSEは明らかにヘヴィ・メタルです。あの動きはヘッドバンギングといいます。


世間では、パンクもヘヴィ・メタルも、どちらも危ない若者が叫ぶ音楽として混同する向きもあるようですが、実は、この二つはお互いにものすごく反目し合っています。


具体的には、

  • 髪が短い
  • 曲が短い
  • ギターのストラップは長い

のが、パンク。

  • 髪が長い
  • 曲が長い
  • ストラップがガンベルト

なのが、メタルです。

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

これらの本で勉強しましょう。



しかし、メタルとパンクを混同した漫画もあるので注意が必要です。

この漫画では、クラシックの音楽学院でパンクバンドをやる主人公が、なぜか凄腕ギタリストたちとDEEP PURPLEの「Burn」のソロで速弾き対決をします。
紫の炎(紙ジャケット仕様)

紫の炎(紙ジャケット仕様)

パンクのはずなのに、スウィープ奏法を駆使して超速弾きを決めるというのは、間違いすぎていて逆にパンクなような気もしたりしなかったりしますがたぶんしません。