恐怖の電話
こちらの日記がとても面白いことになっています。
http://d.hatena.ne.jp/hmotegi/20060209
- 作者: 茂木弘道
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もう、文章がほとんど又吉イエスみたいになってます。
反日活動家は地獄の火の中に投げ込むものである。
旧日本軍の活動を肯定的な視点から捉えなおそうとする動きは、「同胞の名誉を回復したい」という純粋な気持ちから来ているものなのでしょう。それは日本人の心性に訴えかけてくるものがあります。
「怪奇大作戦」第4話「恐怖の電話」では、旧陸軍将校滝口が、電話から流れる超音波によって焼き殺されるという事件が起こります。
科学捜査班SRIの牧史郎隊員(岸田森)は、その特異なトリックに心酔するように嬉々として解明にあたり、残された娘の令子(桜井浩子)にも辛辣な取調べを行います。
三沢隊員(勝呂誉)は、牧の冷酷さを非難して令子をかばいますが、実は令子は父の秘密を知っていました。
滝口は、日本軍が占領地から略奪した財宝を隠匿していたのです。
衝撃を受ける三沢ですが、
「父は死んでしまったのだから、その醜い過去を誰にも言わないで」
という令子の涙にほだされ、秘密を守ることを了承してしまいます。
これは、日本人に限らず、およそ共同体に帰属意識を持って生きている人すべてにアピールする論理でしょう。
「美しきわが祖国」というのはすごく魅力的な観念ですからねぇ。
しかし、孤高の人たる牧史郎だけは、その観念に従属することを拒み、あくまで殺人トリックとその背後の真実を追求していきます。
この辺は、反体制で知られる脚本家である、佐々木守氏の思想性が強く出ている部分でしょうね。
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さて自分はといえば、ジオン公国以外いかなる国にも愛国心のかけらも持ってないので、日本軍が無垢の神軍であろうと地獄の悪魔巣取金愚であろうと別に興味ありません。
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