故郷は地球
スペースシャトルのタイルが剥がれてどうしたとか話題になってますね。
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かつて男の子だった大きなお友達の皆さん、Tシャツの首を出す穴から顔だけ出して「ジャミラだー」なんて遊んだ遠き日の思ひ出はありませんか。
大国どうしの熾烈な宇宙進出競争の結果、ムリな計画によって宇宙に置き去りにされた飛行士のジャミラ。
彼は、水の無い地獄のような惑星にたどり着き、怨念で生き延びて怪獣化し、復讐のために地球に帰ってきます。
目指すは、大国の首脳たちが集まる国際平和会議。
その警護と、ジャミラ抹殺を命じられた科学特捜隊ですが、イデ隊員は科学の徒としてジャミラを殺すことはどうしてもできません。
彼にとっては明日はわが身です。
どうしてもジャミラを攻撃できないイデのために、ハヤタはウルトラマンに変身しました。
水の無い惑星に適応して怪獣化したジャミラは、水に弱い。ウルトラマンは「ウルトラ水流」でジャミラを攻撃。
もがき苦しむジャミラ。
子供の泣き声のような断末魔の声をあげながら、泥の中を這いずるジャミラ。
最期の力を振り絞りながら、自分を犠牲にして成り立った平和の象徴である万国旗を、その指で引きちぎっていきます。それが彼のせめてもの復讐。
会議場には、ジャミラを記念する慰霊碑が建立されました。
それを見て、
「犠牲者はいつもこうだ。文句だけは美しいけれど・・・」
とつぶやくイデ。
その表情には、いつもの明るさはまったく見られませんでした。
このエピソードで、ウルトラマンが使う技はウルトラ水流。
以前「トリビアの泉」で「ウルトラマンは手から光線を出すが、水も出す」という無駄知識が高得点を獲得していましたが、こんなのはウルトラファンには常識ですね。
では、なぜウルトラマンは必殺のスペシウム光線ではなく、わざわざセットの汚れるホースの水を武器にしたのでしょうか。
このエピソード「故郷は地球」の脚本を書いたのが、佐々木守氏。
大島渚監督作品などでも反体制派として知られた人物です。
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「ウルトラマン」が制作されたのは1966年。まだ安保闘争の記憶が生々しかった頃であり、その挫折というテーマは佐々木守作品に大きな影を落としている、といわれています。
ジャミラにウルトラ水流を浴びせるウルトラマンの姿には、デモ隊に放水する機動隊のそれが重ねられているのです。
初期のウルトラシリーズには、ノウハウが確立していなかっただけにこういう思想性の強く出た作品がまま見られます。
明日は、「問題作シリーズ第二弾」として「ウルトラセブン」第42話「ノンマルトの使者」をお届けします。
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昨日観たテレビ
「奇跡体験!アンビリーバボー」で、透視少女ナターシャについての検証が行われてました。
「と学会」の山本弘さんも出てます。この人は顔で損してますね。どう見ても悪役というか、「純粋な少女を疑いの目で見る頭の固いオヤジ」というか、「ジャンヌ・ダルクを魔女として告発する司教」みたいな扱いになってます。
番組の裏話について、くわしくはこちらhttp://homepage3.nifty.com/hirorin/natasha.htmを見ていただくとして、やはりテレビの演出というのは怖いですね。
山本さんやゆうむはじめさんとかが、当然持つであろう疑いを述べているときも、所ジョージさんとか清水圭さんが「なんでこんなに疑い深いの」なんて言うのをヌキで入れてきて、巧みに「信じないヤツは悪いヤツ」という印象を持たせようとしていたのが印象的でした。
ナターシャ・デムキナ本人については、お金儲けをしようとしていないそうなので好感が持てます。
けっこう可愛いし、ちょっとふっくらしておっぱいが大きいので、もう何でも許しちゃう、おじさん。
ナターシャたんハァハァ(´Д`;)って感じですよ、もう。