ナイマン蹴りよ永遠に

大ショック!


http://sadironman.seesaa.net/article/408426433.html

ハンス・ナイマンが銃で撃たれ死去

 主にリングスで活躍しPRIDEにも出場したハンス・ナイマンが銃で撃たれで亡くなったとのこと。享年55。現地時間11月5日午後9時45分ごろにベーフェルウェイクにあるディック・フライと共同経営する自身のジムの前でフォルクスワーゲン・ゴルフに乗っていたところに自動小銃で狙撃されたそうです。目撃者によると2台の車が逃走したとのことですが、容疑者は逮捕されてません。

ハンス・ナイマンといえば、1991年に前田日明が旗揚げしたリングスに初期から参戦していた、おなじみの格闘家でした。
当初は地味な中堅どころでしたが、1992年6月の仙台大会においてメインエベントに抜擢され、前田と対戦し、変幻自在のナイマン蹴り(ミドルキックの軌道から途中でハイキックに変る)でダウンを奪う健闘ぶりを見せました。これで一躍人気ファイターとなり、リングス活動休止まで存在感を示しました。
その後はPRIDEにも参戦し、近年も、2013年3月の金原弘光プロデュース興行『U-SPIRITS again』にて鈴木みのると対戦し、53歳という年齢を感じさせない元気なファイトを見せたばかりでした。

リングスのオランダ勢は、酒場の用心棒を副業にするなど黒社会とのつながりが密接で、これまでにもピーター・スミットやトム・フォン・マウリックらが射殺される事件が発生していますが、今回は日本のファンにもなじみ深いナイマンが被害者で、とくにぼくなんかは、初めて観戦したUWF系興行のメインが彼と前田の試合でしたから、ショックもひとしおです。


まだ犯人も捕まっていないし、とても「ご冥福をお祈りします」という心境にはなれないなあ。