恐怖のルート87

高校時代からの友人である煙羅煙羅くんから妖怪ウォッチ新作の抽選販売につきあってくれ」と頼まれたので、休日だというのに朝6時半に起きて、近くのイオンモールまで行ってきたのであった。

妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチ タイプ零式

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100個ほどのアイテムに、600人ぐらいが殺到するという修羅場であった。子ども連れがたくさん並ぶ中、おっさん2人で抽選に挑んだのであるが、「妖怪ウォッチ零式」「妖怪ゲラポスティーニ」「別冊ゲラポプラス」の、新アイテム3つとも、当たらなかったのであった。大多数の人が買えなかったのだが、泣き叫ぶ子どもは意外なほど少なく、子どもたちの冷静さが印象に残った。もう、幼児の間にも「妖怪ウォッチはおいそれと手に入らない」という共通認識ができあがっているようだ。


というわけで、買えなかったので仕方なくおっさん2人でココスに入り、朝食バイキングを食いながらすき家ブラック企業問題について話したりしたのだが、よく考えたらココスもゼンショーホールディングスの傘下企業なのであった。

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三者委員会による指摘を、自社サイトで公表したことだけは評価できるが(これまでの実績を考えるに、第三者委員会を名誉棄損で告訴するぐらいのことはしてもおかしくないと思った)、「『従業員の人権と生活を尊重する』宣言を会長名で、全社員向けに出すべき」という勧告が、実行されるかどうかは微妙だと思った。


んで、「妖怪ウォッチ」についてまったく知らないワスではあるんだけど、偶然、今日のTBS「音楽の日」特番で、主題歌が紹介されていたのを見たんであった。




この、赤いドラえもんみたいな着ぐるみが、看板キャラクターの「ジバニャン」なんだそうな。ポケモンでいうピカチュウみたいなもんなのだろうが、動きのキレはすごいと思った。この短い手足でよくこんなに動けるもんだ。

妖怪ウォッチ ぬいぐるみだニャン ジバニャン

妖怪ウォッチ ぬいぐるみだニャン ジバニャン

歌詞が「妖怪でるけんでられんけん」と西日本の方言になっているのは、制作元のレベルファイブが福岡の会社だからだろうか。あと、後半に出てくるB.B.クイーンズみたいなのは、ビーイングの生沢祐一(デイヴィッド・カヴァーデイルのモノマネがうまいことで有名)と、m.o.v.e.のラッパーだった人らしい。



この「ジバニャン」は猫の地縛霊が妖怪になったという設定で、トラックに轢かれて死んだ猫の霊が、車に復讐するために必殺技「ひゃくれつ肉球」を身に付けて、交差点でトラックを見かけては襲い掛かる(そして跳ね飛ばされる)キャラクターとして登場したのである。


……それって『ウルトラマン』第27話「恐怖のルート87」のヒドラと同じじゃないのか。

ウルトラマン Blu-ray BOX II

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まぁ、このモチーフは『宇宙猿人ゴリスペクトルマン』のクルマニクラス(目が三つで信号機の配色、身体にはタイヤで轢かれた痕が残っているという、狂っているとしか思えないデザイン)でも見られる、わりと馴染みのあるものではあるんだけどね。



妖怪ウォッチ』は、コンセプトがポケモンに似ているためその影響がよく指摘されるけど、実は『ウルトラマン』という日本エンタメの基礎教養からもきっちり影響を受けている、ということだね。白鷺は乙女の化身だという伝説があるが、このジバニャンも、自動車事故で不幸な死をとげた、多くの猫たちの化身なのかもしれない。