700キロを突っ走れ!

ことの発端は、ぼくのこのツイート。


格闘技から時事ネタ、ダイオウイカまで幅広く取り上げる人気ブログ「見えない道場本舗」さんでは、定期的に「ウルトラ怪獣インタビュー」というシリーズをやっています。これまでの軌跡はこちら。

■最優秀怪獣賞受賞記念・エレキングさんインタビュー
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070804

ウルトラエッグ エレキング

ウルトラエッグ エレキング

■史上最強のシューター・キングジョーさん独占インタビュー!
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080730#p2
ウルトラエッグ キングジョー

ウルトラエッグ キングジョー

レッドキングさんインタビュー。「ビールとファイトと、時々ウルトラ」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090906#p3
ウルトラエッグ レッドキング

ウルトラエッグ レッドキング

ジャミラさんインタビュー。「地球人ギミック?最初はとまどったけどねえ」。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120812/p3


■(番外)もしウルトラ怪獣が最強決定トーナメントを行うなら、組み合わせはこうなる
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120328/p1

このシリーズでは、『ウルトラマン』の物語は「円谷プロレス」であり、怪獣とウルトラヒーローの戦いは格闘技を基本にして演出されたものである、という世界観のもとに、往年の名勝負を演じた怪獣たちにインタビューして“今だから話せるあの真相”を語ってもらう、という体裁をとっています。
第1回のエレキングは「抜擢を受けた若手」という設定で、キングジョーは「柔術の達人がプロレスで見せた凄味」、レッドキングは「豪放磊落な酒好きの暴れん坊」、ジャミラは「押し付けられた民族ギミックを全力で演じた男」というテイストになっています。
これがもうムチャクチャ面白いんだ。プロレスとウルトラに関するかなりの予備知識を必要とする、読者を選ぶ記事ではありますが、ファンなら必読。


毎回けっこう話題になっていますが、おそらくはてな村でいちばんこのシリーズを待望しているのはぼくだと思います。
前回からもう一年になるので、そろそろ新作が読みたい、という気持ちが高まり、冒頭のリクエストを送った、そういう次第であります。


んでありがたいことに、この不躾なリクエストにgryphonさんが応えてくれました。

そしてできたのが、この新作エントリです。


往年の名タッグ「恐竜戦車」インタビュー〜「恐竜」さんと「戦車」さんの再会対談。 - 見えない道場本舗 往年の名タッグ「恐竜戦車」インタビュー〜「恐竜」さんと「戦車」さんの再会対談。 - 見えない道場本舗
ウルトラセブン』第28話“700キロを突っ走れ!”に登場したユニット「恐竜戦車」を、天龍源一郎・阿修羅原の名タッグ、龍原砲になぞらえてのインタビュー記事になっています。

ウルトラセブン Vol.7 [DVD]

ウルトラセブン Vol.7 [DVD]

ウルトラエッグ 恐竜戦車

ウルトラエッグ 恐竜戦車

人物的テイストはこちらを参照のこと。
プロレス「地獄変」 (別冊宝島 1630 ノンフィクション)

プロレス「地獄変」 (別冊宝島 1630 ノンフィクション)


ウルトラマン』やプロレスを愛好する人なら、間違いなく楽しめるエントリです。必読。円谷プロは、gryphonさんを構成作家に迎えて怪獣バラエティ番組を作るべきだと思うなぁ。