デビルイヤーは地獄耳
- 作者: 永井豪,高遠るい
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/02/20
- メディア: コミック
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了によく似た人物が何人も出てくるので、ぼくは「どれが本物の飛鳥了なのか」と思いながら読んだんですが、これは間違った読み方だったようです。
ぼくがいかに「デビルマン」的なものに拘泥しているか、今さらながら気づかされました。
人類が滅んだり、世界が改変されたり、人類が人間以外のものに進化したりする話を全部「デビルマンもの」というジャンルに押し込んでしまうのは、ぼくの悪い癖です。『エヴァンゲリオン』も『魔法少女まどか☆マギカ』もぼくは「デビルマンもの」に入れちゃうんですよね。
- 作者: ©Khara
- 出版社/メーカー: エンスカイ
- 発売日: 2013/12/11
- メディア: カレンダー
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(完全生産限定版) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2014/04/02
- メディア: Blu-ray
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既存の「デビルマンもの」からの脱却を象徴しているのが、5巻に出てくる「バイオレンスジャックそっくりな雑魚デーモンがあっさり食い殺される」場面だったと思いますね。
フルタ 20世紀漫画家コレクション 永井豪の世界 バイオレンスジャック 単品
- 出版社/メーカー: フルタ
- メディア: おもちゃ&ホビー
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その上で、「不動明と飛鳥了の物語」だった『デビルマン』を「不動明と牧村美樹の物語」として語り直しています。
この人の漫画は、最後になると世界観の根幹を覆すどんでん返しを用意していることが多いんですが、本作もその例に漏れず、しっかり考えられた仕掛けがちゃんと機能していて、面白かったです。
しかしまあ。高遠るいみたく若い世代の漫画家が、『デビルマン』を題材にして練り込んだ話を描いているというのに、家元の豪ちゃん先生は相変わらず脱力系セルフパロディばっかり描いているというのもまた味わい深いというか。
キューティーハニー対デビルマンレディー (チャンピオンREDコミックス)
- 作者: 永井豪&ダイナミックプロ
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2013/12/20
- メディア: コミック
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漫画ゴラクの『どろろとえん魔くん』(手塚治虫作品とのコラボで、何の説明もなくえん魔くんが『どろろ』の世界に入っている)も終わったので、今度は自伝漫画『激マン!』の『マジンガーZ』篇でも描いてくれないかなぁ。
- 作者: 永井豪&ダイナミックプロ VS手塚治虫
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2014/04/19
- メディア: コミック
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