酒羅の如く
最近は「艦これ」(艦隊これくしょん)とかいうゲームが人気です。
艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編(1) (ファミ通クリアコミックス)
- 作者: Kadokawa
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/09/14
- メディア: コミック
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ツイッターをやっていても、TLにこのゲームの話題がよく流れてきます。とくに「天龍」という子が人気で、「天龍ちゃん」とか呼ばれてるんですよね。
そりゃね、野暮は承知ですけど、言いたくなるってもんですよ。
- アーティスト: 高中正義,Roy Garner
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2013/06/26
- メディア: CD
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というわけで、不足しがちな天龍分を補うためにこの漫画を注文。
- 作者: 天龍源一郎,叶精作,岡戸隆一
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2013/08/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本物はこちら。
叶さんの絵だと、今にも「どうしてエレクチオンしないの〜〜ッ!」とか言いそうですね。
アントニオ猪木はこのとおり。
これ、1980年代の話なんですけど、完全にいまの猪木になってますね。ちょっと悪意を感じるデフォルメぶりであります。
コイツだけは出てこないだろう、と思った北尾光司はこう。
漫画の内容はわりと薄いですが、そのかわりに吉田豪による小佐野景浩(元「週刊ゴング」編集長)インタビューが併載されています。高野俊二が天龍に「いつまでもテメエの時代だと思ってんじゃねえぞ!」と絡み、天龍が「これだから新日本出身は嫌だな」と笑っていたとか、天龍同盟解散直前、東スポの柴田惣一に「今日の試合はつまんない」とガチで言われた天龍がキレてテーブルをひっくり返し、巻き添えでずぶ濡れになった小佐野さんが、付き人だった折原昌夫とランドリーに行ってパンツ一丁で服が乾くのを待っていた、などという味わい深すぎるエピソードが読めます。「艦これ」で不足しがちになった天龍分を、これで補充しましょう。崖っぷち? そりゃ未練がある奴の言うことだよ。