恐怖の夜
いやぁ、怖い地震でしたねぇ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121207-00000084-mai-soci
<地震>三陸沖を震源 東日本大震災の余震か
7日午後5時18分ごろ、三陸沖を震源とする強い地震があり、青森、岩手、宮城、茨城、栃木の各県で震度5弱、北海道から九州の広い範囲で震度4〜1の揺れを観測した。気象庁は約1メートルの津波が予想されるとして宮城県に津波警報を、青森県太平洋沿岸、岩手県、福島県、茨城県に津波注意報を発令。津波警報は昨年4月11日以来1年8カ月ぶり。宮城県では280カ所の避難所に最大約1万8000人が避難した。岩手県でも12市町村で約7100人が避難した。
気象庁によると、大震災の余震とみられ、震源の深さは約10キロ、地震の規模を表すマグニチュード(M)は7.3と推定される。M7を超える余震は昨年7月以来。震源は日本海溝の外側で震源が浅く、断層が縦にずれる「アウターライズ地震」とみられる。
観測された津波の最大波は▽宮城県石巻市1メートル▽仙台市40センチ▽福島県相馬市40センチ。津波警報と注意報は7日午後7時20分に全域で解除された。
警察庁によると、千葉県習志野市の女性(50)が自宅ロフトのはしごから転落し、背骨を折るなど7県で11人が重軽傷(午後11時現在)。鉄道・航空各社などによると、東北、上越、長野、東海道の各新幹線が全線または一部で一時運転を見合わせ、仙台空港の滑走路閉鎖で欠航便が出た。また青森県や茨城県で一時停電が起きた。
東京電力は、福島第2原発1号機で放射性物質が外部に漏れないよう原子炉建屋内の気圧を大気圧より低く保つための装置を起動させたと発表した。運転は停止中で原子炉自体に異常はない。【池田知広、鳥井真平】
今日の揺れはかなり長く続き、だんだん強くなる感じが東日本大震災の本震に近くて、「また来たか」という怖さがありました。
今日の地震では目立った被害は出ませんでしたが、あの大震災のときも、2日前にマグニチュード7.3の前震があったんですよね。だからといって、即「次の地震が来るぞ!」というほどオカルト的運命論者ではありませんが、やっぱり怖いんですよ。さらに大きなアウターライズ地震の恐れもあるというし。
とりあえず車のガソリンを満タンにして、日持ちのする食料を買い込んで、飲料水を備蓄するだけの準備はしておきました。でも今夜は眠れそうにないな。かといって酒や眠剤を飲んでたらいざというときに避難できないし、困ったもんですね。
今のうちに準備しておくと捗るもの
- ガソリン
- 車を持っている人は、とりあえず満タンにしておくに越したことはありません。
- 飲料水
- ミネラルウォーターをひと箱ぐらい買っておくか、20リットルぐらいのタンクを用意して、水道の水を毎日くみ入れておくと良いです。
- 冷凍ごはん
- ごはんをたくさん炊いて、小分けにして冷凍しておくとあとあと便利。冷凍庫に入れておけば、停電してもしばらくもちます。ただし、自然解凍にはけっこう時間がかかるので注意。
- 缶詰食品
- そのまま食べられる、味付け魚缶やスパムポーク、焼き鳥缶、煮物缶など、飽きないように何種類か常備しておくと良いでしょう。なるべく缶切り不要のものを選ぶこと。
- 生で食べられる野菜
- トマト、キャベツ、レタスなどは欠かさないようにしておくと吉。
- リンゴ
- 果物があると食生活にうるおいが出ます。とくにリンゴは安価で食味もよく日持ちもするので、おすすめです。
- サランラップ
- 断水していると食器が洗えないので、皿や茶わんにラップをかけ、その上に食材を乗せる。
- 紙おむつ、粉ミルクなどベビー用品
- 三日分ぐらいは余裕を持って用意したほうがいいです。それ以降は物流も回復してくるので、お店に並べばわりと買えます。
- デオドラント用ボディシート
- 電気やガス(LPガスの場合)は復旧が早いですが、水道の復旧には時間がかかります。お風呂に入れない日が続くので、身体を清潔に保つために準備しておきましょう。
- マウスウォッシュ
- 断水していると歯磨きも不自由します。
- 携帯ラジオつき懐中電灯
- 電池はすぐ品薄になるので、必ず手回し発電式のものを選びましょう。携帯電話充電機能がついているとなお良し。
- 周囲との良好な関係
避難するときに必要なもの
- ゴム張りの手袋
- ふつうの軍手はすぐダメになります。
- タオル
- 防寒、止血、衛生など用途多数。防災袋の隙間に、入るだけ詰め込んでおくとあとあと役に立ちます。
- 医薬品
- 救急箱を一揃い持ち出すようにしましょう。とくに解熱剤、消毒薬、絆創膏は必需品。あとテーピングも意外と使います。
- 工具
- ドライバー、カッターナイフなど、あると役に立ちます。
意外といらないもの
- 預金通帳、保険証など
- 緊急時には、銀行も病院もけっこう融通を効かせてくれます。免許証を持っている人は、それ一枚でだいたい事足ります。
- カップ麺、インスタントラーメン
- 停電したりガスが止まったりすると、お湯が沸かせません。カセットコンロや石油ストーブなどのインフラに頼らない熱源がない場合は、カップ麺があっても食べられません。食料は、そのまま食べられるものを選びましょう。
- カセットコンロ
- あると便利ですが、ボンベはすぐ品薄になります。なるべく頼らないほうが吉。
- ガソリン携行缶
- 大震災のときにはこれがバカ売れしましたが、実際にはそれほど役に立ちません。携行缶に給油してくれるスタンドは数が限られているし、あったとしても長蛇の列です。寒い中で何時間も並んで5リットルや10リットル買うより、車に乗って並んだほうがずっと楽です。
首都圏でも大きな地震が予想されています。皆さんも気を付けてください。