巨乳今昔物語

今週の「アサヒ芸能」では、「田中将大vs長嶋茂雄」や「亀田興毅vs具志堅用高」など、時空を超えた新旧スター夢の対決をシミュレーションする企画が載っておりました。

野球解説者やボクシング評論家などが予想をするのですが、その中に小向美奈子vs松坂季実子」という組み合わせもありまして。



松坂季実子といっても今の若い人はご存じないかもしれませんが、1989年にデビューして、AV業界に巨乳ブームを巻き起こした伝説の女優です。公称110.7cm(これは「イイオンナ」のごろ合わせで、実測値は90cm台だったといわれている)、Gカップ(当時のブラジャーの規格は今と違うので、今のGカップよりかなり大きい)の巨乳は群を抜いており、また日本的な奥ゆかしさを感じさせる美貌(好みが分かれるところではあるが)も魅力的で、グラビアやテレビなどメディアへの露出も多く、大いに人気を博したものでした。


で、その松坂季実子と、小向美奈子の対決をジャッジするのが、これまた伝説のAV監督、村西とおるでして。

AV時代―村西とおるとその時代 (幻冬舎アウトロー文庫)

AV時代―村西とおるとその時代 (幻冬舎アウトロー文庫)

村西とおるは、松坂季実子が所属していたダイヤモンド映像のオーナーで、彼女を売り出しておおいに利益を挙げた人物です。言ってしまえば、過去の栄光にすがりつき、現代のAV業界に反感を持っている人物です。


どう考えても、公正なジャッジは望むべくもありません。


案の定、松坂の勝利を宣しているのですが、映像ソフトの流通の変化からくる販売本数の違いを自分に都合よく解釈しているのと、「あの頃はよかった」という懐古趣味が目立ち、とても納得できない理屈でした。「昔のAVは情感がこもっていた」とか言われても、ねえ。


そもそも村西とおるはふくよかな女性が好みではなく、松坂季実子の全盛期にも一度も絡んでいないのだから、この対決をジャッジするにはあまりに不適格と言わざるを得ないッッ!


そこで、現代の巨乳AVファンの目から、公正なジャッジを下してみたいと思います。採点は10点満点、基準はワッシュの独断と偏見によります。

ルックス

ルックス面では、グラビアアイドル上がりの小向に軍配が上がりました。松坂はやや目力が弱く、ぱっと見の派手さに劣るという結論です。

ボディ

ボディに関していえば、松坂はやや太めながら肉付きに張りがあり、太さが欠点になっていませんでしたが、小向は薬物の後遺症や不規則な生活もあってか、体重の増減が激しく、肉付きにたるみが見られるため、減点の対象となりました。

プレイ/艶技

松坂季実子は、時代の早さを考えてもやや控え目な艶技に終始していた女優で、どこか固さが取れませんでしたが、小向美奈子は「元芸能人」AV女優の多くが子供だましのようなプレイをする中、かなりハードなプレイにも臆せずにチャレンジする度胸を持っています。艶技にはやや過剰さがありますが、現代AVの水準からいえばこのぐらいでちょうどいいでしょう。

おっぱい

当たり前だろう! 差なんてつけられるか!