今日の早川さん

えーとですね。

今日の早川さん3

群馬大学に早川由紀夫という地質学とリスク学の教授がいるんですけど、この人は昨年、ホメオパシーを信仰する助産師が新生児にビタミンK剤を与えずに死亡させた事件に絡んで、「ビタミンKを投与しなかった場合の新生児の死亡リスクは低い」「ニセ科学にも存在価値はある」などと発言して批判を浴びました。言うに事欠いてこんなことまでつぶやいていたほどです。

んでこのキョージュは、昨年はニセ科学のリスクを低く見積もる立場にいたんですが、東日本大震災以降は一転してリスクを高く見積もるようになりました。放射性物質の脅威をかなり誇張してヒステリックに叫び続け、国や県の検査により安全が確認されたものについても「国や県は信用できない」の一言で片付けるという、素晴らしい学者的態度をとっています。

まぁ学者さんにはいろんな立場があっていいんですけど、この人が困るのは、平気で人を差別することなんですよね。

どうもこの人は誰かを差別することに強いこだわりがあるようで、人種差別を肯定するような発言も以前からしておりました。

• THE BLUE HEARTS：青空

ブルーハーツは「生まれたところや皮膚や眼の色でいったいこの僕の何が分かるというのだろう」と歌っていましたが、火山学の教授ともなると考え方も違うようですね。

んで、東日本大震災に伴う福島第一原発の事故からは、差別対象が福島県民に移って、「ピカの毒がうつる」レベルの放言を繰り返しています。

福島県放射線健康リスク管理アドバイザーをつとめる、福島県立医科大学の山下俊一副学長が「年間100ミリシーベルト未満なら健康被害は証明されない」と発言したときは、

これはひどいなぁ。でもこれにはとどまらず、どんどん加速していきます。

「いっしょにされるよ」と差別をアウトソーシングするのも卑劣ですし、何と「いっしょに」なるのかもわかりません。そもそも福島から避難してきたクルマが近寄っただけでどれだけの放射性物質が付着すると思ってるんでしょう。「リスク学」ってのはどうやら科学ではないようです。

ついには、こんなことまで言い始めました。

あんたには一生なにもわかんねえだろうよ。
この人は「福島県を廃県にせよ」と強く訴えていて、東京都の津波瓦礫受け入れについても、「宮城県と岩手県の瓦礫は安全」と言っていて、被災地全体ではなく福島県をピンポイントで攻撃してます。そのエネルギーはどこから来るのは知りたいところです。長州出身かどうか知りませんが、福島に何かトラウマでもあるんでしょうか。福島県民にアナルでも犯されたのか、VXガスで命でも狙われたんですかね？

んで、今日は群馬大学で公開授業を開いたそうですが、前半終了の時点で学生の４分の１が寝ているという体たらく。もちろん、「今の学生はけしからん」という話に持っていきますが、自分の講義にはそれだけの価値しかないということに気づくことはないでしょうね。

そして、

この方の講義を受けなければならない学生がかわいそうだと思っていたところなので、ありがたい話です。

ちなみに今年の７月には、

東海アマってあの有名な電波系デマ発信人でしょ？　その人から「あなたはトンデモではない」と言われて喜ぶって。ジャッキー・チェン主演の『スパルタンX』で、ジャッキーとユン・ピョウが精神病院にユン・ピョウの父親を見舞いに行って、車が故障したのを患者の機転で助けてもらい、「オレはキチガイだが君たちはバカだ」と言われるギャグを思い起こさせて、実に味わい深い。

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