文学フリマ顛末記2011

さて、昨日は文学フリマのため、鞄にケーキを詰め込んで上京してきたのでした。


まずはお目当てである「Bootleg」周辺の映画クラスタ同人誌をゲット。とみさわ昭仁さんの『蒐集原人2号』に、映画ガチンコ兄弟(テリー天野&ドリー尾崎)の本も三冊まとめてゲット。

集結していた、某巨大掲示板のヲチスレで「取り巻きブロガー」と称される人々に、さっそくチーズケーキなどをすすめました。くわしくはストロツェックさんによるこちらのエントリを参照のこと。
http://d.hatena.ne.jp/Stroszek/20110612/1307880427
お粗末さまでございました。ヲチスレではあまりに「取り巻き」といわれるので、とみさわさんの「ガタガタ言ってると集めるぞこの野郎!」という一行紹介にインスパイアされた「ガタガタ言ってると取り巻くぞこの野郎!」を合言葉に開き直るよう推奨させていただきました。



Bootleg」執筆陣のサインもいただきました。午後から現場へ行かれた古澤健監督と、お仕事のため欠席された深町秋生先生、中国へ拳法留学されているマトモ亭さん以外はコンプリートです。


はてなクラスタとして「UMA-SHIKA」もゲット。売り子を務めるぼんやり画伯に手作りカステラを一本押し付けて、お菓子のワッシュを印象づけようという姑息なミッションも完遂。


古泉智浩先生の同人誌『ゾンビの森』にサインもいただきました。


実家がお菓子屋さんの古泉先生に向って、素人の手作りザッハトルテを差し入れるという非常識な行動も笑って許してくださいました。ありがとうございます。


んで今回、取り巻き連がみな度肝を抜かれたのが、まったくノーマークだったサークル「蛆虫プロダクション」による、こちらの小冊子。

スナッフ・ムービーや死体映画について、ものすごく濃厚かつ真摯に論じたその内容に、破壊屋さんや侍功夫編集長らBootleg組もみな夢中になりました。90年代の鬼畜ブームからの流れを正当に汲み、21世紀に合わせてアップデートされたすごい冊子でした。残酷好きは必読です。


ブースには美女が二人と若い男性が一人。執筆はその男性が担当しているとのことでしたが、いったいどんな人なのだろう。帰ってから、冊子に書いてあったアドレスにアクセスしてみました。


http://ujipro.web.fc2.com/


なかなか古式ゆかしいサブカルテキストサイトの香りを残していますが、ブログへのリンクも張られており、これがなんとはてなダイアリーid:ujimushiさんだったのでした。意外なところではてなつながりが。


ぼくの知人にはid:ujimusiさんという方もいらっしゃり、いっしょにキラー・カーンの居酒屋で呑んだこともあるのですが、今回の文学フリマで蛆虫プロダクションの方にお目にかかったことで、はてなに存在するふたりの「蛆虫」とコンタクトを取ることに成功したというわけなのでした。


今回の文学フリマも、とても楽しませていただきました。お目にかかった全ての皆さんにお礼を申し上げます。

お会いした方々(お名前のわかる範囲、順不同)


(遺漏がありましたらご指摘ください)