Mahogany Rush
アマゾンの奥地で、未知の部族が発見されたとか。
http://wiredvision.jp/news/201102/2011020217.html
未知の種族を発見:アマゾン流域
アマゾン流域のジャングルで、これまで見つかっていなかった種族が発見され、航空写真が公開された。
写真は、ブラジルの先住民管轄当局が撮影したもの。先住民の保護を目的とした団体『Survival International』が1月31日(現地時間)に公開した。
世界全体では、「未発見の種族」は100程度存在すると考えられている。もっとも最近の発見は2008年で、やはりアマゾン流域だった。この種族はブラジル西部、ペルーとの国境近くのエンビラ川流域に分散して住んでいた。[このときは、飛行機に向かって弓矢で攻撃する姿等の写真が公開された]
こういった種族は、開発によって生存を侵害されつつある。Survival Internationalのスタッフは、こうした種族は脆弱であるし、政府はしばしば彼らの生存を無視することがあるため、世界に彼らの存在を知ってもらおうとしている、と述べている。「こうした写真を公表するのは、彼らが存在していることの証明が必要だからだ」
今回発見された種族はおそらく、19世紀後半か20世紀はじめ、アマゾン流域でゴム収穫のブームが起き、ほとんど大量殺戮的な開発が行なわれたときに、その地域から避難した人々ではないかと推測されている。
保護団体は、アマゾン流域のマホガニー等を買わないことを勧めている。森林伐採が進み、こうした種族の生存が脅かされるからだ。
マホガニーといえば家具や楽器に使われる高級な木材で、とくにギターでは珍重されます。ぼくが持っているギターでも、ギブソンのレスポールも、ワッシュバーンのダイムバッグ・ダレル・モデルも、メイプル・トップにマホガニー・バックのラミネート構造なので、保護団体の人に怒られるかもしれません。アマゾン産かどうか知らないけど。
そういえばフランク・マリノのバンドも「マホガニー・ラッシュ」という名前でしたね。日本では、X JAPANのコンサート開幕SEとして使われている”World Anthem”でおなじみです。
- Frank Marino & Mahogany Rush : World Amthem
(↑ちなみにこの曲はとても簡単に弾けるので、初心者の課題曲にオススメである)
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今は、本物のマホガニーはワシントン条約で取引が制限されていて入手困難となっており、同じセンダン科の木材を「マホガニー」と称して売っているようですけどね。
それにしても、アマゾンの奥地で未開の部族が発見されたと聞くと、どうしてもモンド魂が刺激されざるを得ないというか。
もちろん、この部族を取材しに行った撮影クルーが消息を絶つんですよね、当然。
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- Cannibal Holocaust Main Theme composed by Riz Ortolani
ちなみにこの映画は、「本当に野蛮なのは未開人より文明人」というテーマを扱っており、今回の新発見部族がかつての乱開発とジェノサイドから逃れた人々だとみられているあたりも含めて味わい深い。リズ・オルトラーニによる主題歌も秀逸です。