独裁者の逝き方
独裁政権が崩壊したリビアのカダフィ大佐はいまだ潜伏中ですが、もぬけの殻となった自宅寝室から意外なものが発見されたそうです。
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110827k0000e030002000c.html
リビア:ライス前米国務長官のアルバム発見 大佐がファン
リビア反体制派が制圧した首都トリポリのバーブ・アジジヤ地区にあるカダフィ大佐邸の寝室から、コンドリーザ・ライス前米国務長官の写真を集めたアルバムが26日までに見つかった。大佐はライス氏の大ファンだったとされている。AP通信などが伝えた。
カダフィ大佐はかつてテレビインタビューで、アフリカ系米国人女性のライス氏を「愛しており、尊敬し、誇りに思っている」などと語ったことがある。
2008年秋には、リビアを訪問したライス氏と直接会談。ダイヤモンドの指輪など約21万ドルの贈り物をしたという。米当局者は外国首脳から個人的な贈り物をもらうことを禁じられており、これらは倉庫行きになった。
ライス氏はアルバムが見つかったことについてコメントしていない。ヌランド米国務省報道官は「とても変で、気味悪い」と話した。(トリポリ共同)
なんだそりゃ。「とても変で、気味悪い」って、個人の趣味にそんな口出しせんでもええやん。むしろライスさんに失礼ちゃうんかと。
ビンラディンが殺害されたときも、押収品から大量のポルノビデオが見つかったと報道されましたが、アメリカメディアには失脚した人の性癖を暴露する趣味でもあるんですかね。
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(マジレスすると、宗教的カリスマ性を貶めようとするイメージ戦略なんだろうけど、ネタにされたライス元長官こそ気の毒である)