グリーン・インフェルノ

昨日ヤコペッティ監督の訃報を伝えたばかりですが、そのタイミングでこんなニュースが。


http://jp.techcrunch.com/archives/20110819google-taking-street-view-to-the-depths-of-the-amazon/

GoogleのStreet Viewがついにアマゾンの奥地に入り込む

GoogleのStreet Viewが登場してから、もう4年以上も経つなんて、信じられないね。もっと驚くのは、世界中の道路や路地を急速なペースで拾ってきたにもかかわらず、まだまだ未踏の地があることだ。彼らはこれまで主に、大都市や、そのほかの、人びとが関心を持つような場所を走査してきたから、アマゾンの奥地がまだ彼らのレンズに捉えられていないのは、むしろ当然かな。

しかし彼らは、それを変えようとしている。今日(米国時間8/19)のブログ記事に書かれている詳細な計画によると、これから彼らは、この川の流域の大部分をStreet-View化する気のようだ。アマゾンの自然保護活動を行っている現地のNPO、Foundation for a Sustainable Amazonとの共同作業になる。

しかし、アマゾンとその支流と分流をすべて調べるには、何年もかかるから、とりあえずGoogleはそれには挑戦しない。ただしこれからは、流域のあちこちで、オレンジ色のGoogle人たちを見かけることになるだろう。今彼らがやっているのは、リオネグロ(Rio Negro)川のマナウス(Manaus)から50キロメートル上流まであたり、下の画像の中央部分だ。
http://tctechcrunch2011.files.wordpress.com/2011/08/rionegro.jpg


彼らはStreet View Trike(撮影用人力三輪車)で未舗装の小道を走り、小さな村々を訪ねるだろう。そして村に入ったら、彼らがお店の内部を撮るときに使う三脚を立てて、村の生活をパノラマで撮るだろう。そしてお礼に、地元の人やFASの人たちが使うための、カメラやラップトップを置いていくかもしれない。まあ、すべては、持続可能性の名を借りたパブリシティだが、悪いことではないね。

プロジェクトのスケジュールや終了予定日については、一言もない。19世紀に書かれたアマゾン探検記などを読むと、予定どおりに物事が進まないのがこの種の旅だ。でもGoogleのブログには、すでに彼らが撮った写真がいくつかある。

そんでもちろん、アマゾン奥地で撮影隊が消息を絶って、残されたカメラには恐ろしい映像が記録されてるんでしょうね。そうでないと誰も納得しませんよ。

食人族 [DVD]

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昨日もこれのアフィ貼ったのに、今日もまたかよ! と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、このニュースに『食人族』を貼らないでどうするんだ、と。

  • Cannibal Holocaust(1980) - ThemeMusic


たぶん、はてなでいちばん『食人族』が好きなのはぼくだと思いますね!