小諸出てみよ 浅間の山に

今日は漫画買い込みの日です。

劇画・長谷川 伸シリーズ 沓掛時次郎 (イブニングKC)

劇画・長谷川 伸シリーズ 沓掛時次郎 (イブニングKC)

小林まことの劇画・長谷川伸シリーズ第二弾『沓掛時次郎』。前作『関の弥太っぺ』と同様にスターシステムをとっていますが、『関の弥太っぺ』が『柔道部物語』から多くのキャラクターを出演させていたのに対し、こちらは主人公の時次郎はじめ『へば! ハローちゃん』が中心となっています。ほかにも、ノークレジットで『1,2の三四郎』の馬之助・虎吉・参豪・岩清水が子役で出ていたりするので、細かいところまでキャラを探す楽しみに満ちています。もちろん内容のほうも、正統派の義理人情ドラマで読み応え充分。巻末には、小林まこと菅原文太の対談も収録されています。


ただ、作中で時次郎が「小諸馬子唄」を歌う場面があるのですが、原作が書かれた昭和初期ならともかく、現代ではこの歌のメロディーを覚えている人は少ないでしょうねぇ。

  • 小諸馬子唄


三家本礼の『血まみれスケバンチェーンソー』第二巻。主人公の仲間も増えてストーリー的には盛り上がってきましたが、絵的には主にエロス方面で盛り上がりを見せてまいりました。巨乳のみならず、手足のぷにぷにした感じもいい味ですねぇ。「巨乳+ゾンビ」を専門に描いている漫画家はおそらくこの人ぐらいだと思います。