ワルシャワ労働歌

菅直人首相が外遊中なので、仙石由人官房長官がその留守を守っていますが、何しろ脇の甘い人なのでこんなツッコミを受けています。


http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101029/plc1010292027023-n1.htm

陰の総理が「表の総理」に 「産経はキャバクラ広告載せるのでは」と放言

 仙谷由人官房長官は29日、外遊中の菅直人首相の首相臨時代理として閣議に臨んだ。「陰の総理」が表の主役となった形で、閣議開始前の写真撮影ではいつもは菅首相が座る中央のいすに腰を下ろした。ちょっと落ち着かない様子だったが、ほおはゆるみがちだった。
 また、この日の衆院内閣委員会では、首相不在で気が緩んだのか、自民党など野党側のボイコットで質疑が止まっていた最中の雑談で、新聞広告にまで口を出した。
 自身の慰安婦問題に関する発言を報じた29日付の産経新聞朝刊の記事のコピーを手にした岡崎トミ子国家公安委員長に、仙谷氏はこう話しかけた。
 「産経新聞はそういう書き方をするんですよ。近ごろは健康食品の広告ばかり。そのうち、キャバクラの広告を載せるのではないですか」
 「ちょっと放言癖がある」(平成21年9月30日の内閣府政務三役会議)と自認する仙谷氏だが、国会で何を言っているのだか。

まぁ死ぬほどどうでもいい話ではありますが(健康食品の広告が増えているのは産経新聞に限ったことではない)、仙石さんもいつの間にか「陰の総理」と呼ばれるまでに出世したんですね。

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「陰の総理」といえば普通、雁屋哲池上遼一の『男組』に登場する悪の黒幕のことでしょう。
(※作品中での表記は「影の総理」)


劇中では本名も顔も最後まで出てこなかった、まさに謎の人物でしたが、その経歴からモデルは岸信介と推測されます。仙石さんもとうとう「昭和の妖怪」と肩を並べるまでになっていたんですねぇ。


仙石さんに息子がいるかどうかは寡聞にして知りませんが、もしいるとしたら、きっと剣の達人に違いない。んで、手錠をはめた若者と長い闘いを繰り広げた末、八極拳の必殺技・猛虎硬爬山で肋骨をバキバキにへし折られるんですよ。

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そしてその若者は、「ワルシャワ労働歌」を歌いながら仙石さんのもとを単身で襲撃するという。

そうなると、軍艦島の大御所とか、額に「犬」と書かれる大田原とか、いろんな人が現実の誰に対応しているのか考察する必要が出てきますが、別にいいよね、もう。