Too Young to Die , Too Drunk to Live
以前、逢坂剛先生の小説家講座を受講したことがありました。
おれたちの街 - 男の魂に火をつけろ!
このときは、細かい「てにおは」の違いによって文章の意味がまるで変わる、という実例を教わっています。このほかにも、句読点の位置や発音のアクセント、ちょっとした言い回しによって言葉の意味はまったく異なってきます。
これをふまえて。
昨夜からきょう未明にかけて行われた、FIFAワールドカップ決勝トーナメント一回戦において、日本チームはパラグアイと対戦し、ともに得点がないまま勝敗はPK戦にまでもつれましたが、5−3で敗れました。
駒野友一選手のPKが惜しくも外れ、パラグアイチームのPKは止めることができなかったため、敗戦が決定したわけです。まぁPKでの勝敗はコイントスで決めるのと大して変わらないレベルの運不運だと思いますが、外した本人はさすがに平静ではいられないでしょう。
駒野選手を気遣って、チームメイトの松井大輔選手はこんな発言をしてます。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/headlines/20100630-00000014-spnavi-socc.html
「駒野を酒に誘って死ぬまで飲ませたい」松井大輔=サッカー日本代表
サッカー日本代表は29日、2010年ワールドカップ・南アフリカ大会、決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦に臨み、0−0の末に突入したPK戦で敗れた。日本の初のベスト8進出はならなかった。
以下は、試合後の松井大輔(グルノーブル/フランス)のコメント。「いつものことというか、6年、7年(代表で)やっているんで、チームが変わるだけであとはそんなにやることは変わらないんで。(W杯で得たもの)一番はやっぱり自信。でっかい大会(のピッチ)に立つこと、いろんな選手とやること、大きな大会で結果を残すことが財産になると思うし、経験になると思う。今まで守るサッカーをしたことのないチームがここまで戦いを理解して、ここまでできたっていうのはすごいと思うし、それが日本の強さになるんじゃないかと思います。
勝ちたいっていう気持ちが一番強かったと思います。海外でやっている選手はボールに対してファイトするのが当たり前だし、そういうのが日本には足りないなと感じてたので。それが浸透したじゃないけど、日本のサッカーに足りないところを補えたというのはあると思います。
(それは大会前の4連敗で実感した?)僕はほとんど出ていないから分からないけど、監督も、何回も球際のことに対して言っていたから、それで浸透したと思います。ほかの選手がどう思っているか分からないけど、背中で気持ちを伝えるのが僕のやり方だと思うし、それが示せたんじゃないかと思います。今は本当に日本のサッカーをポジティブに考えたいなと思います。
(ずっとやっていたスタイルでやってみたかった?)もしそのスタイルでやっていたらここまで来れなかったと思うし、この戦い方で日本の強さを示せたというか。どの戦い方が良いか誰も分からないし、勝った者が一番強いんで、それを追求するのがサッカーだと思うし、面白くないって言われても僕たちは勝っているっていうふうに言える。それが海外の戦い方であって、それをどう思われるか分からないけど、自分としては勝ったことが素晴らしい。それだけです。
(スペインかポルトガルとやりたかった?)今日勝つイメージだったんでね。ちょっと残念でしたけど、駒野(友一)を今日、酒に誘って死ぬまで飲ませたいと思います。僕は同い年だし、駒野をいつもいじっている感じなんで、いじり足りなかったのかなと思います。僕がもうちょっと近くにいれば良かったかなと思います。PKは、僕は蹴っていないでしょ。でもこれは運というか、まだ早いよって言われたのかもしれない。
(評価を上げた?)うーん、僕に足りないものは得点だと思うし、前の方に行きたかったけど、仕事という意味では人それぞれぞれの仕事があると思う。サッカーではそれぞれのポジションがあるんで、できるだけ本田(圭佑)に得点させられればと思っていたんで。それも僕としては達成できたと思うし、サッカー人生まだまだ長いんで、頑張りたいです。
今大会は守っているチームが勝っているイメージ。ペナルティーエリアになかなか入れない。良いサッカーをしたとしてもたぶん勝てなかったと思うし、ペナルティーエリアのゾーンに行くだけの力を持った選手が力を見せられなかったと思う。そういう意味では、今大会ではこの戦い方がすごく良かったのかなという印象はあります」
ま、松井、それはまずいだろ。
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発言に責任ある立場なのだから、くれぐれも言葉遣いには気をつけて。ちゃんと「死ぬまで」じゃなくて「死ぬほど」と言ってほしかったですね。
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