見敵必殺
最近はエロに関する話題が多い当ブログですが、今日はとくに刺激が強い内容を含みます。
好事家の間で話題になっている、松平龍樹の官能小説『メガネっ娘凌辱大戦』を買ってきました。
- 作者: 松平龍樹,大柴宗平
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2010/04/10
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- 作者: と学会
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2003/08/12
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表紙のコピーがすべてを物語っていますね。
その中身も、良くも悪くも「これはひどい」としか形容できません。序章+4章仕立てになっていますが、1章は西川魯介の『屈折リーベ』、2章は小野寺浩二の『妄想戦士ヤマモト』、3章は『R.O.D.』をネタにしており、4章で本筋に戻ります。
- 作者: 西川魯介
- 出版社/メーカー: 白泉社
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- 作者: 小野寺浩二
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序章はこんな内容。文庫本6ページ分をまるごと転載するというのは著作権法で認められた引用の範囲を超えているかもしれませんが、この文章に著作権を主張するほど松平氏も恥知らずではないでしょう。
序章 聖戦布告 〜
我が闘争 〜
諸君、私はメガネっ娘が好きだ。
諸君、私はメガネっ娘が好きだ。
諸君、私はメガネっ娘が大好きだ。
メガメをかけた女の子が好きだ。
メガメをかけた女子高生が好きだ。
メガメをかけた女子中学生が好きだ。
メガメをかけた女子小学生が好きだ。
メガメをかけた女子大生が好きだ。
メガメをかけた女子図書員が好きだ。
メガメをかけた女子委員長 が好きだ。(
メガメをかけた女教師が好きだ。
メガメをかけた妹が好きだ。
メガメをかけたお姉さんが好きだ。
メガメをかけたお母さんが好きだ。
メガメをかけたムスメが好きだ。
メガメをかけたおばさんが好きだ。
メガメをかけた人妻が好きだ。
メガメをかけた年増女 が好きだ。(
メガメをかけたメイドが好きだ。
メガメをかけた看護婦が好きだ。
メガメをかけた女秘書が好きだ。
メガメをかけた女性上司が好きだ。
メガメをかけたエレベーターガールが好きだ。
メガメをかけた女性警察官<婦警>が好きだ。
メガメをかけたバニーガールが好きだ。
メガメをかけた女スパイが好きだ。
メガメをかけた女性ニュースキャスターが好きだ。
メガメをかけたドジっ娘 が好きだ。(
メガメをかけた女性型宇宙人 が好きだ。(
家で、学校で、図書館で、街角で、会社で、工場で、オフィスで、病院で、レストランで、喫茶室で、公園で、駅で、電車や自動車、飛行機や船などの乗り物で、遊園地で、避暑地で、森林で、山奥で、海辺で、川辺で、水辺で、神社や仏閣で、美術館で、映画館で、祭りで、イベント会場で、
この地上にいる、生きとし、生ける、ありとあらゆるメガネっ娘が大好きだ。
学校帰りの途中に拉致・監禁された、メガネをかけた女教師の穴という穴に、包皮が剥けたばかりの男根を並べた少年たちの一斉射精が、ケダモノのような吼え声と共に、メガネをかけた女教師の穴という穴にブチこまれていくのが好きだ。
空中高く放たれた、夥 しい精液で、メガネをかけた女子校生がドロドロになった時など、心がおどる。(
狂った医師 が操る浣腸器のシリンダーが押され、メガネをかけた看護婦の腸腔に大量の薬液を流し込まれていくのが好きだ。(
悲鳴を上げて燃えるような便意から、部屋を飛び出したメガネをかけた看護婦がトイレまで我慢できず、患者たちや同僚に見られながら粗相する様子をビデオカメラで克明に記録した時など、胸がすくような気持ちだった。
肉棒を揃えた男の縦隊が、メガネをかけた人妻を夫の前で蹂躙 するのが好きだ。(
恐慌状態の夫が、すでに精液便所と成り果てた、メガネをかけた、自分の妻の名を何度も何度も、呼んでいる様など、感動すら覚える。
清純無垢なメガネをかけた巫女を鳥居に吊し上げていく様などはもうたまらない。
泣き叫ぶ、メガネをかけた巫女が、私の振り下ろした手とともに降ろされ、待ち受けている男どもに、よってたかって純潔を奪われ、無理やり犯され、次々と肉棒を突きこまれていくのは最高だ。
メガネをかけた、哀れな生け贄どもが、雑多な手製の武器で健気 にも立ち上がってきたのを、鞭の一撃で薙ぎ倒し、抵抗の意思ごと木端微塵に粉砕した時など、絶頂すら覚える。(
メガネをかけた女王様に目茶苦茶にされるのが好きだ。
必死に守るはずだった秘密基地 が蹂躙され、同志が捕まり、連行されていく様はとてもとても悲しいものだ。(
健常人の物量に押しつぶされて、殲滅 されるのが好きだ。(
警察に追いまわされ、害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ。
諸君、私はメガネっ娘を
天使のごとく、女神の生まれ変わりを思わせる、メガネっ娘を望んでいる。
諸君、私に付き従う、同志戦友諸君。
君達は一体何を望んでいる?
更なるメガネっ娘を望むか?
情け容赦のない、糞の様な、メガネっ娘凌辱を望むか?
手練手管の限りを尽くし、三千世界の鴉 を殺す、嵐の様なメガネっ娘暴虐を望むのか?(
よろしい。
ならばメガネっ娘だ。
我々は満身の力をこめて、今まさに振り下ろさんとする握り拳だ。
しかし、この暗い闇の底で長い間堪え続けてきた我々にただのメガネっ娘凌辱ではもはや足りない!!
真のメガネっ娘を!!
聖なる、穢れなきメガネっ娘を!!
完全無欠にして完璧な、無比無上の、至高のメガネっ娘を!!
我らはわずかに一個大隊、千人に満たぬ敗残兵にすぎない。
だが諸君は一騎当千の古強者 だと私は信仰している。(
ならば我らは諸君と私とで総兵力百万と一人の軍団となる。
我々を忘却の彼方へと追いやり、眠りこけているメガネっ娘を叩き起こそう。
艶やかな髪の毛をつかんで引きずり降ろし、眼 を開けさせ、メガネ越しに見せつけてやろう。(
メガネっ娘に精液の味を教えこんでやる。
メガネっ娘に我々の、熱くイキり立った男根の脈打ち音を覚えこませてやる。
天と地のはざまには、メガネっ娘たちの哲学では思いもよらない事がある事を思い知らせてやる。
我らメガネっ娘好き の( 戦闘団 で世界中のメガネっ娘を凌辱し尽くしてやる。(
目標、全世界のメガネっ娘♡
メガネっ娘凌辱戦、状況を開始せよ。
征くぞ、諸君。
(「メガネ」が「メガメ」に誤字されているのも含めて原文ママ)
とまぁこんな感じで始まり、少佐と「最後の大隊」が元ネタによく似たキャラクターたちを犯してゆき、最後の第4章では完全に『HELLSING』単行本6巻をそのまんま小説にしています。
- 作者: 平野耕太
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2003/11/01
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ラストになると、「原作にこんな話はない」と怒るインテグラに向かい、少佐が開き直って
「ココは一八十里了来井大一先生の原作ではなく、松平龍樹の作品世界だ。どんなに一八十里了来井大一先生の作品を真似、いくらパクっていようとも、その根底にあるのはSMポルノの世界――。美しく可憐で、魅力的な
「そもそも、SM小説の世界はパロディから成り立っているのだよ。とりわけ日本ではね。日本SM小説の嚆矢というか、広くSMを世間に知らしめた、団鬼六師の『花と蛇』は、当時流行っていた東映の任侠映画が原典なのだからね」
などとメタ視点で話しはじめるので、もう小説なんだか何なんだかわからなくなってきます。
それにしても、商業出版でこんなの出していいのかなぁ。ネット上のネタエントリじゃないんだからさぁ。平野耕太に訴えられたらたぶん負けるぞコレ。
- 作者: 島並良,上野達弘,横山久芳
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2009/10/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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