TENGA御免の向こう傷

30歳の保健体育

30歳の保健体育

一迅社では『30歳の保健体育』などオタク向けの性ハウツー本を何冊か出しています。
30歳の保健体育 ?恋のはじまり編?

30歳の保健体育 ?恋のはじまり編?

身体も心もボクのもの ~はじめてのSMガイド~

身体も心もボクのもの ~はじめてのSMガイド~

ですがこれらの本は、そもそも相手のいる人を対象としているので、実用性という意味でやや難がありました。


そこで、今度はこんな本が出たとのこと。

ひとりでえっち。

ひとりでえっち。


http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50941568.html

「そんな事よりオナニーだ!」 究極のハウツー本 ひとりでえっち

オナニー解説本「ひとりでえっち」が、アキバでは25日に発売になった。


『ひとりでえっち』は、アマゾン総合1位も記録した初心者向けセックル本「30歳の保健体育」のスタッフによるもので、書籍情報では『行為の方法、体位やバリエーション、スタンダードな回数やより進んだ高度なプレイなど、誰しもが気になるひとりエッチについてを完全解説』などを謳い、オビ謳い文句が『ひとりで気持ちよくなったっていいじゃない。そんな事よりオナニーだ!!』。


アキバではとらのあなメロンブックスゲーマーズで見かけ、ゲーマーズ本店には『是非、夜のお供に・・・話題のシリーズの最新作が登場!』、メロン秋葉原店では『たかがオナニー、されどオナニー。自分だけの欲望を満たすための究極のハウツー本登場!』・『楽しいオナニーライフをね!』POPがついていた。ショップ特典ティッシュ

これ、斬新だと思う人もいるかもしれませんけど、昭和41年に秋山正美の『ひとりぼっちの性生活』という先駆書が出てるのをみんな知らないんでしょうね。

ひとりぼっちの性生活―孤独に生きる日々のために (1966年)

ひとりぼっちの性生活―孤独に生きる日々のために (1966年)

女性版もあります。
ひとりぼっちの愛情―孤独な女性の性生活 (1966年)

ひとりぼっちの愛情―孤独な女性の性生活 (1966年)

自慰というものを大真面目かつアカデミックに扱ったこの本は、版元である第二書房の伊藤文学編集長に性的マイノリティへの興味をかりたて、後に同性愛専門誌「薔薇族」を創刊するに至りました。
オナニーから『薔薇族』へと!: 伊藤文学のひとりごと


薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い

薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い

日本の性的マイノリティ文化を語る上で、『ひとりぼっちの性生活』は記念すべきエポックです。『ひとりでえっち』もそうなれるかどうかは明言を避けたいと思います。読む予定ないし。


ちなみに類似商品として、こんな本も出ているそうです。

ひとりでできるもん ~オトコのコのためのアナニー入門~

ひとりでできるもん ~オトコのコのためのアナニー入門~

耳慣れない言葉ですが”アナニー”とは果たして何ぞや? 明言は避けたいと思います。


アッー!
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