昼のピクニック
山口県で、300人の自衛隊が市街地を行軍したというのが話題になっています。
http://www.asahi.com/national/update/0304/SEB200903040013.html
小銃持ってゾロゾロ40キロ 陸自山口が訓練 市民驚き
陸上自衛隊山口駐屯地(山口市)の第17普通科連隊が3日、市街地や山間部を歩く約40キロの行進訓練をした。約300人の隊員が迷彩服を着て小銃を持って歩いた。驚いた住民もいたが、地元自治体には事前連絡していなかった。
駐屯地によると、午前5時に市街地にある駐屯地を出発。国道9号を通って山口県庁前を横切り、美祢、萩両市の山間部を巡り、午後5時半ごろ駐屯地に戻った。隊員は通常装備の小銃を持っていたが、弾薬は入れていなかったと説明している。
行進訓練は04年以降は演習場などで行ってきたが、市街地での実施理由について「燃料代の高騰で、隊員を車で演習場まで運ばなかったこともある」と話している。
同隊は山口署で道路使用許可を受けたが、山口、美祢、萩各市には「必要がない」として連絡しなかった。美祢市は驚いた住民から問い合わせを受け、「事前連絡してほしい」と駐屯地に申し入れた。4日には県議会で藤本一規議員(共産)が「行進を目撃した。恐ろしかった。せめて関係自治体に事前通告するべきではないか」と指摘した。
小銃を担いで40キロの行軍というのは想像するだにツラそうですね。
漫画家の板垣恵介は、自衛隊にいたときに富士山麓を100キロ行軍したのが人生で一番ツラい体験だった、と自伝マンガで描いていました。はじめはピッタリだった腕時計が、完走したときはゆるゆるになっていたそうです。
で、この行軍を見た市民の反応がナイーヴすぎる、という意見もありますが、そりゃ迷彩服の300人が歩いてきたら誰だって驚きますよね。戦争が始まった、とは思わないにせよ、何ごとかと色めき立つのが自然ではないかと。
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キャッチャーマスク型のゴーグルとバット型のエアーガン、敵チームはテニスやアイスホッケー、フェンシング着などの衣装でラケット型やサーベル型のエアーガンを撃ち合い、最後は肉弾戦になってサバゲーなのかなんのスポーツなのかワケがわからなくなるのでした。
自衛隊の人にも、付近の住民が驚かないように白いジャージで高校生の格好をするぐらいの気遣いがほしかったところですね。
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