情熱の代償
最近、GIRL NEXT DOORというユニットがエイベックスからデビューして、有線放送なんかでよく耳にするようになりました。
- GIRL NEXT DOOR:偶然の確率
- アーティスト: GIRL NEXT DOOR
- 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
- 発売日: 2008/09/03
- メディア: CD
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ガール・ネクスト・ドア、すなわち”隣の女の子”というのはヒュー・ヘフナーにより創刊された(1953年)「プレイボーイ」の、1955年7月号のプレイメイトに付けられたキャッチコピーが元祖であり、その後もプレイメイトの基本コンセプトとして使い続けられ、最近では、ヘフナーが三人のプレイメイトと生活する様子を描いたリアリティTVの番組名にも使われています。
Girls Next Door: Season 1 [DVD] [Import]
- 出版社/メーカー: 20th Century Fox
- 発売日: 2006/08/01
- メディア: DVD
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また、ポルノの分野でもこの言葉はよく使われ、『24』でジャック・バウアーの娘キムを演じたエリーシャ・カスバートが、ポルノ女優を演じたコメディ映画のタイトルにもなっています。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2008/10/10
- メディア: DVD
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そして、鬼畜小説として名高いジャック・ケッチャムの『隣の家の少女』も、原題は『The Girl Next Door』でした。
- 作者: Jack Ketchum
- 出版社/メーカー: Warner Books
- 発売日: 1989/11
- メディア: ペーパーバック
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http://www.thegirlnextdoorfilm.com/
(↑映画版公式サイト)
で、映画化に合わせて出た新装版もあります。
- 作者: Jack Ketchum
- 出版社/メーカー: Leisure Books (Mm)
- 発売日: 2007/12/15
- メディア: マスマーケット
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国内公開するとしたら、原作どおり『隣の家の少女』になるんでしょうか。いや、たぶん内容からいって「”少女”はマズい」とか、横槍が入りそうな気がしますね。
そうすると、『ガール・ネクスト・ドア』になるんでしょうか。そんで、日本だけのイメージソングとして、エンドロールにエイベックスの方のGirl Next Doorの歌が流れたりして。
(考えうる最悪の形)
どうせだったら、Girl Next Doorのヴォーカルのコにも、お腹になんか書いておいてほしいですね。
まぁ、こういう原題と邦題の問題というのはキリがないもので、小説の『隣の家の少女』には主人公が『ぼくは十代の狼男だった』という映画を観にいくエピソードがあるのですが、これを『心霊移植人間』と訳せ、なんてことは誰も言いませんよね。
- 作者: ジャックケッチャム,Jack Ketchum,金子浩
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 1998/07/01
- メディア: 文庫
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