沖縄コネクション!

沖縄で発生した、米兵による少女暴行事件が波紋を呼んでいます。


火元はこの記事あたりかと。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080212/plc0802122007008-n1.htm

被害者の”落ち度”をあげつらう卑劣さや、「事件を政治的に利用するな」と言いつつ自分は政論に結びつけるダブルスタンダードはあちこちで批判されていますが、ぼくが気になったのはこの一節。

関係当局は事件を徹底的に調べ、糾弾すべきは糾弾してほしい。当然ながら、この米兵は厳罰に処せられるだろう。中学3年生、14歳の少女に一生背負わなくてはならないキズを負わせたのだから、これは償いようがない。

いま傷ついている人に、「そのキズは一生残るぞ」とか言うなよ。


傷ついてるかどうか、ってのは本人の心の問題であって、他人がどうこう言うことじゃないでしょ。「そんな傷はもう治ってるだろ」なんてことも言うべきじゃないし、「お前は傷ついている」なんてことも言っちゃいけない。


それともなんですか。外人に操を汚されたキズモノとでも言いたいんでしょうか。

さすがに、そんなことを言う人間は存在しない、と思いたいなぁ。



それにしても。



米兵といえば、”日本の女を犯すケダモノ”というのが前提になっちゃってますね。


ほとんど『ドーベルマン刑事』の世界だ(笑)

この作品は、全編が危険の塊といっても過言ではないのですが、中でも沖縄篇の過激さは必見です。


沖縄へやって来た加納刑事を「めんそ〜れ!」と叫びながら重機関銃で撃ちまくる地元やくざ、次々に女を犯しては殺していく軍人あがりの殺し屋グッナイトジョー(今はこういう黒人キャラって漫画で描けない)、血の涙を流し、さとうきび畑でハブに咬まれる加納、どれをとってもインパクト充分。


これを課題図書にすれば、「米兵にはついて行かない」しつけも徹底されるんじゃないですかね。