ゲーム業界生々流転

先日、友達の家に遊びに行きましたらなぜかバーチャルボーイがあり、小1の息子がこれで遊んでいるのを見て、なんとも言えぬ諸行無常を感じてしまいました。

バーチャルボーイ (本体) 【バーチャルボーイ】

バーチャルボーイ (本体) 【バーチャルボーイ】


その帰り、暇つぶしに近所の万代書店に行きましたところ。
http://mandai-s.com/

セガスーパー32X本体が置いてあったのを見掛け、なんとも言われぬブルーな気持ちになりました。

スーパー32X 本体

スーパー32X 本体

スーパー32X、なんて言っても今の若い方はご存じないかと思いますが。

http://www.sega.co.jp/archive/segahard/32x/

これは、1994年に発売されたメガドライブの周辺機器で、メガドラのスロットに差し込むことによって16bitの本体を32bitにアップグレードする、というもの。


専用ソフトとして『アフターバーナー』や『バーチャファイター』などが発売されましたが、発表がセガサターンと同日、発売はプレステと同日という配慮に欠けるタイミングもあり、ほとんど普及しなかった不遇なハードとしてゲームファンの心にとどめられています。

サムシング吉松先生の『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』シリーズでも、メガCDメガドライブスーパー32Xを重ねた鏡餅のようなスタイル(ACアダプターが三つ必要になる)を擬人化した「メガドラ兄さん」というキャラクターが登場し、作者の分身としてセガへの屈折した愛情を迸らせていたものでした。


この業界はつくづく業が深いなぁ。



あと、これも中古で見かけたんですがやっぱり買っておくべきなんでしょうか。

ちょうどこないだ、うちのアフィリでも一本売れたところだし。

お買い上げありがとうございます。