光の剣

ヤングキングアワーズ増刊「アワーズ+」を読みました。


アワーズプラス」は、二宮ひかる石田敦子谷川史子きづきあきらなど女性作家を中心にした個性的なラインナップで、アワーズ本誌とは一味違ったテイストを出していたのですが残念ながら部数的には苦戦を強いられていたようで、今号をもって休刊とあいなりました。


連載作品は軒並み打ち切りということになり、きづき先生の「いちごの学校」に至っては二話一挙掲載しても終わらず、単行本書き下ろしで完結するという事態に。


こういう、雑誌がなくなるときの連載作品の壊れっぷりというのも、漫画をしばらく読んでるとたまに出くわすことになりますが、何度経験しても物悲しいものですね。


二宮ひかる先生は、読み切り「あおぞら」を掲載。

姉弟の近親相姦、というまぁ手馴れた題材ですが、前回同じ題材を扱った「とうきび畑でつかまえて」が明るく開放的な内容だったのに対し、今度は「地の底にいるような」息苦しさと閉塞感を描いていて、ガラリと雰囲気が変わっています。

題材は同じでも描きようはいろいろあるんですね。




で。




休刊になったこの「アワーズプラス」ですが、超人ロック」も載ってたんですよねぇ。


また超人の伝説が新たに書き加えられたんでしょうか。