怪鳥アルバトロス

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007021310.html
民主党の前衆院議員、樽井良和氏のHPが話題になっています。

http://www.yattarui.jp/
この方、ファミ通で連載を持ってるくらいのゲーム好きだそうなので、HPでもドラクエふうの物語Flashが見られます。


樽井氏を主人公(勇者)とし、小沢一郎氏が「ザワ王」、菅直人氏が「軍師キラー・カン」として登場してくるのですが、この名前はどうだろう。


「キラー・カン」は、プロレス好きとしても知られる樽井氏が、

かつて新日本プロレスで活躍し、モンゴリアンチョップを得意技とすることでおなじみの「キラー・カーン」をもじっている

ということなのですが。


小沢正志氏本人いわく、

あれはジンギス・カンのカンだから、「キラー・カン」が正しいんだよね

とのことです。


プロレス引退後は、「キラー・カン」名義でタレント活動も行っており、歌舞伎町で経営している居酒屋も「カンちゃん」という名前。

http://kilakan.at.infoseek.co.jp/


樽井先生、もじってないですよ全然。


というわけで、キラー・カンのアメリカ時代の映像をどうぞ。

でも相手のアウトバック・ジャックって誰だろう。聞いたこともないぞ。



ところで。



リングアナがマジで「フローム・モンゴリア」って言ってますね。
新潟県出身なのに。


こういう嘘プロフィールがまかり通る、いい時代だったんだなぁ。


アメリカのプロレス界では、なぜか「モンゴル人」というギミックが昔からあって、「モンゴリアン・ストンパー」だの「ベーポ・モンゴル」(日本ではニコリ・ボルコフの名で知られている)だのといったニセ蒙古人レスラーが活躍しておりました。


その中の一人に「ボロ・モンゴル」という人がいて、本名はビル・イーディという生粋のアメリカ人の元高校教師だったのですが、弁髪にしてモンゴル人を名乗っておりました。


さすがにこれは無理があったのか、星のマークをあしらったマスクを被り、覆面レスラー「マスクド・スーパースター」として再デビュー。


新日本プロレスの常連外人として何度も来日しておりましたので、そのダイナミックなファイトをご記憶の方も多いでしょう。


これは、1979年のアントニオ猪木vsタイガー・ジェット・シンの試合ですが、マスクド・スーパースターは最後にマサ斎藤とともに乱入してきて、猪木や藤波に、素晴らしい高さとタイミングのランニング・ネックブリーカー・ドロップ(古館伊知郎アナは「フライング・スリーパー」と呼称している)を炸裂させています。


実に通好みなレスラーでしたが、調べてみたら公式サイトがありました。

http://www.maskedsuperstar.com/index.htm


誰に向けて作ってるんだろう…ってオレに向けてか。





あと、今日はバレンタインデーなので、「金髪の妖鬼二世」グレッグ・バレンタインと「マジソンの帝王」ボブ・バックランドの試合をどうぞ。

もうひとつついでに、グレッグ・バレンタインとケリー・フォン・エリックの二世レスラー対決も。

しかもレフェリーは「ミネソタの砂嵐」サニー・マイヤース。マニアックすぎ。


YouTubeで昔のアメプロ検索すると、マニアック過ぎてクラクラするようなのがゴロゴロ出てきて、「プロレススーパースター列伝」世代にはたまらんものがありますよ。