はわわ、ご主人様
まずはこちらの記事。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061214-00000011-fsi-bus_all
中国共産党の機関誌である人民日報は、中国古典の登場人物をパロディー化したゲームなどをインターネットで紹介した場合、「ウェブサイト管理人が法的な責任を問われる可能性がある」と警告した党中央の対外宣伝弁公室幹部の発言を伝えた。
また、フジテレビ系のドラマ「西遊記」をめぐっては、「キャラクターやストーリーが原作を逸脱し、中国文化への侮辱だ」との反発がメディアやネットで若者の間にも広がっており、ネットやメディアの関係者に警戒感が広がっている。
これに対する反応。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/875877.html
まぁ例によって例のごとく、支那はどうだとか特定アジアがどうしたとか、挙句の果てには南京大虐殺は歴史改竄だからどうだとかそういう反応がみられています。
ですが、この記事には疑問が持たれているようです。
中華・電脳マキシマリズム | 古典人物パロ禁止?
中華・電脳マキシマリズム | 古典パロディ問題と某エロゲと
(吉梨さん経由)
この書き方だと、中国政府が国内向けに言論や表現の規制を強めようとする動きと、民間のネット上での日本批判とを混同させようとしているみたいだ、ということですね。
まぁ産経ですしねぇ。
それに、これってもう半年も前に話題になってたものの蒸し返しでしょ。
ネトゲ研究日誌:18禁三国志に激怒 - livedoor Blog(ブログ)
このときは、韓国人が「中国人が怒るぞ」って言ってただけだったようですが。
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【恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの三国志演義〜】特設ページ・TOP
孔明が「は、はわわ、ご主人様、敵が来ちゃいました」って。
さて、この「中国古典ファック」ということでいえば「一騎当千」という先行作品がありました。
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この作品といえば「パンチラ三国志」とよく言われますが、これは正しくありません。
こちらは、第一シーズン最終回における、孫策と于吉の対決。
「パンチラ」どころではなく「パンモロ」が続いた後、どんどん服が破けていって、ほとんど「パンツ一丁」に近い状態になってしまいます。
原作の方ではさらに進んでゆき、パンツすら破けることも珍しくないという状況です。
ちなみに、これは女性キャラに限られており、男のパンツは破けませんのでご安心。
そして、新シリーズ製作に合わせて公式サイトのトップ画像も新しくなっています。
登場しているのは、前でしゃがんでるのが張飛、立ってるのが左から関羽・劉備・趙雲、後ろのガキが孔明。
トップ画像を見る限りでは、「パンチラ」とか「パンモロ」というより「ぱんつはいてない」に近い印象を受けます。
それより、主人公であるはずの孫策や呂蒙がトップにまったく出ていないのは問題のような気もするのですが、まぁこの業界にはよくあることと大人の対応で受け流すことにしましょう。