空と君とのあいだには

わたしの師匠である(と勝手に思っている)町山智浩さんが、フジテレビの斉藤舞子アナと対談されています。

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20061211


動画はこちら。
http://wwwz.fujitv.co.jp/ana/BB/index.html


まぁ、うちのブログ読んでる人で町山さんのブログ読んでない人はあんまりいないと思うので、わざわざここで紹介しなくてもよさそうなもんなんですが、あんまりにもスゴかったので。


だいたい、「映画秘宝」の創刊編集長にインタビューするにあたって

アルマゲドン」と「電車男」が好きです

という時点でなんかゾクゾクするものを感じてしまいますね。




アメリカでの生活を語り、渡米した経緯について説明し始めた町山さん。


宝島社から洋泉社に出向して、会社を立て直すべく「トンデモ本の世界」でベストセラーを飛ばしたというのは多くの方がご存知だと思います。

トンデモ本の世界

トンデモ本の世界

で、この「トンデモ本」という概念を説明しようとする町山さんなわけですが。


全然通じてません。



とくに、地球と宇宙についてかなり変わった世界観を斉藤アナはお持ちのようです。

http://d.hatena.ne.jp/nx74205defiant/20061105/1162668737
↑ちょっと前に話題になったこちらのエントリをちょっと思い出しました。



アナウンサーやってる人が、火星に宇宙船が行ったことを知らない。

空がなんで青いのかもわからない。


これが、今の世の中で求められている知的水準ってもんなんでしょうか。

それとも、そういう女の方が可愛いという世間の求めに応じて、この人が自分を磨いていった結果がこういうことなんですか。



この人、これで日本常識力検定三級持ってるんですよねぇ。

まぁこの検定、問題は主にご祝儀袋の表書きとか尊敬語と謙譲語とか、そういうビジネスに役立ちそうな分野から出題されてるようなので、科学についてまったく無知でもとりあえず三級はとれるようです。


それがどれだけ就職に役立つか知りませんけどね。



このインタビューは4週にわたって配信されるそうなので、続きも要チェックです。