三角形の顔をした老婦人

コンビニで「ラブ★コン」の本を見かけました。

ラブ・コン 14 (マーガレットコミックス)

全然知らないんですけど、なんでもでっかい女の子とちっちゃい男の子のラブコメだとか。

ものすげー大雑把な認識ですが、おっさんなのでどうしてもこの作品を思い出してしまいます。

The〓かぼちゃワイン (1) (双葉文庫―名作シリーズ)

「ラブ★コン」のリサはスリムですが、エルは横にもでかいという大きな違いはありますけどね。

なんかねー。

昔から、この漫画が大嫌いでねー。

だって、ダサイでしょ。タイトルも絵柄もアニメ版主題歌もなにもかも。

何より、エルはいつもニコニコしてやたらベタベタしてくるばっかりで、全然人格とか内面というものを感じさせない、単なるでっかいお人形さんにしか感じられないところがイヤだった。

でも、そこがいいという人もいたんでしょうね。

アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマン [DVD]

大きくて豊満な女体を希求するマニアは昔からおりまして、こんな映画も作られていたものです。

最近はAV界でも「高身長」というカテゴリーができておりまして、身長170cm以上の女優ばかり集めたビデオがちょくちょく見受けられるようになりました。

ですが。

身長というのは直立していてこそ高さがわかるものでして、背が高いのか低いのか、寝てしまうともうわからなくなってしまうという弱点がありまして、マニアの方々は苦労していることとお察しいたします。

亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

泡坂妻夫先生の「亜愛一郎の逃亡」にも、この錯覚を利用したトリックがあったものでした。

http://www.lovecom-movie.com/
「ラブ★コン」は映画になりましたが、亜愛一郎シリーズはなぜ映像化されなかったのでしょうか。端整な二枚目がコミカルな探偵を演じ、キャラの立った脇役たちの奇妙なトリックに挑戦する、というあたりは「TRICK」の元祖みたいなものだと思うんですけどねぇ。

で、結局なにが言いたいのかというと、背の高さなんて寝てしまえば気にならない！ということです。

チビは寝技に活路を見出せ！

ブラジリアン柔術 ブラックベルトテクニック