Every child has a beautiful name
この前、「退化する若者たち」について書いたとき、シッポのないサイヤ人や、洞窟に住む目のない魚を「退化」の例として挙げました。
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目の退化した魚というのは「メクラウオ」という名称でよく知られていますね。最近は「メナシウオ」に言い換えているらしいですが。
こういった、差別用語を含んだ名前を持つ生物というのはほかにもけっこういます。
たとえば、韓国料理で食べられている「ヌタウナギ」という生き物がいます。
ヤツメウナギと同様、名前には「ウナギ」とありますが実際には魚類ですらない円口類。
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商品名としては「ヌタウナギ」が一般的ですが、分類上は「メクラウナギ」と呼ばれています。
ほかにも、ダイバーに人気の「イザリウオ」とか、「メクラカメムシ」(最近は「カスミカメムシ」に改称された模様)、「シナシボリアゲハ」など問題のある名称を持った生物はいろいろいますが、とくにインパクトがあったのが
でした。
こんな名前付けられたらグレますよね。いくら努力したって、「オマエはメクラでチビでゴミみたいなムシなんだよ!」って決め付けられてるんですもん。
昆虫や動物の名前には、こういうヒドいネーミングがけっこうあって、フクロモモンガという、先に発見されていた生物にたまたま似ていたために「ニセフクロモモンガ」とか「フクロモモンガモドキ」とか「フクロモモンガダマシ」なんて名付けられた生き物たちもいます。
本人からすれば、自分はれっきとした本物のニセフクロモモンガなのに、最初から偽者と決め付けられているのは不本意きわまりないと思います。
そういえば、ペットショップで「ミルワーム」という虫を売っていますね。小鳥とか爬虫類のエサとして。
あれは、「ゴミムシダマシ」という虫の幼虫です。
これもひどい名前だなぁ。ゴミでしかもダマシてるんですもん。
日本昆虫学会の人たちには、虫の気持ちに対する配慮はなかったんでしょうか。
♪呼びかけよう 名前をすばらしい 名前を♪
そういうわけで
このエントリで、500個目になりました。
よくもまぁ、こんなにくだらないことばかり書き続けたもんだ。