癒し系格闘家とは?

週プロで、アラン・カラエフが絶賛されています。

かつてリングスに登場した、ツベタン・パブロフやディミータ・ペトコフといった癒し系格闘家の後継者として。

リングス創立10周年記念総集編?RINGS 10th ANNIVERSARY? [DVD]

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RINGS 1991-2002 [DVD]

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最近のPRIDEやK-1に登場する選手たちは皆なんとなく獰猛で精悍な雰囲気がありますが、彼ら東欧系レスラーたちは一味違います。


まず、体格が独特。巨体ながら、ぽちゃぽちゃしていて大きな赤ちゃんのような体型。しかも肌も生っ白いもち肌。

顔も面白い。見るからに「気は優しくて力持ち」といった雰囲気を漂わせています。眉毛つながり率も高いです。

試合ぶりも、悲愴感が全く感じられないお気楽さ。負けても清々しく、「終わった終わった〜。ギャラもらってビール飲んで帰ろ♪」的な風情を漂わせて花道を引き上げる姿には、明日への希望をかき立てられること請け合いです。


彼ら、東欧(ブルガリアが特にイイ)の選手たちはもともとアマレスの人たちでしたから、殺伐とした武道系の選手とはそもそも人種が違うんでしょうね。


あ、アメリカにもマット・ガファリとかバタービーンとかいたなぁ。


日本にはジャイアント落合という方がいました。
中日の落合博満の甥だというこの方が亡くなってからもうずいぶん経ちます。

わたしはこの方と高校時代に柔道の試合で対戦して、10秒で一本負けしたことがあります。

プロレスラーがどのくらい強いか、というのを身をもって知っているという自慢のタネだったんですけどね。
落合さんが倒れたときのあまりにも不誠実な対応に、長州力が大嫌いになってしまったわたしです。