RED, HOT AND HEAVY

BABYMETALのブレイクを見てもわかるように、日本風のビザール文化とヘヴィ・メタルの取り合わせは海外のファンにウケる要素なわけですが、こういうバンドも人気が出ているようです。


メイド姿でハードロック「BAND―MAID」が海外で人気急上昇 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース メイド姿でハードロック「BAND―MAID」が海外で人気急上昇 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 メイド姿でハードロックを奏でる日本のガールズバンドが海外で人気を集めている。女性5人組の「BAND―MAID(バンドメイド)」。漫画から飛び出したような外見とハードな音楽のギャップが、日本のサブカルチャーに興味を持つ音楽ファンの間で受けた。現在は海外8カ国を回るツアーを開催している。

 結成は2013年7月。東京・秋葉原メイド喫茶で働いていた小鳩ミク(年齢非公表)がインターネットを通じてメンバーを集めた。昨年4月に楽曲「Thrill」のミュージックビデオをSNS上で公開すると2週間で200万回再生され、現在は350万再生を突破している。

 今年5月にミニアルバム「Brand New MAID」でメジャーデビュー。6月には英レーベル「JPU records」とライセンス契約を結び欧州リリースも開始。英国のHMV社が集計するランキングの「ヘビーメタル・ハードロック部門」でトップ100に入る快挙を達成。世界ツアー初日だった今月9日のメキシコ公演では満席となる1000人を動員した。

 曲はハードでもトークはメイド風。ボーカルの小鳩は「目標は世界征服です」と“征服”と“制服”を掛けて抱負。「気になった方はぜひ一度、お給仕にご帰宅(ライブにお越し)いただけたら」と呼びかけている。サブカルチャー文化とロックを融合して世界的人気の「ベビーメタル」に続けるか注目される。


Brand New MAID (Type-A)(DVD付)

Brand New MAID (Type-A)(DVD付)

まぁ、コンセプト的には誰でも思いつきそうな感じもしますが、「でもやるんだよ」の精神がこのジャンルでは必要になるわけですよ。ヘヴィ・メタルとはそういうものです。



メタル業界ではここ何年も、ガールズメタルを流行らせようと仕掛けては不発に終わっている現状なのですが、この人たちにはぜひ頑張ってもらって、いつかはプリティ・メイズと対バンするまでに至ってくれればいいなと思うわけであります。

  • Pretty Maids - Back To Back (1985) HQ


Red, Hot and Heavy

Red, Hot and Heavy


このバンド名ではこっちが30年以上も先輩だ!