ようこそ地獄へ - 男の魂に火をつけろ！　～はてブロ地獄変～

「デトロイト・メタル・シティ」がついに単行本になります。

なんかねー。だんだんこの漫画が好きになってきましたよ。

デスメタルというものを根本的に誤解したままでとにかく描いていく、というスタンスには男らしいものを感じます。

とはいえ、デスメタルというものをこの漫画でしか知らない、という方もいらっしゃるかと思いますので、DMCがどんな音を出しているのか、一応かんたんな解説を。

ヘヴィ・メタルの中にはいろんなサブジャンルがあります。

中でも、デスメタルはその過激さと独特の暑苦しさによってマニアックなファンを獲得しているジャンルです。

音楽的特徴としては。

これらが挙げられます。なんかすげー頭悪そうな説明ですが大体これで合ってます。

具体的には、この辺を見るとわかるでしょう。こういうときにYoutubeって便利ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=wbbM88Qbb_4

モービッド・エンジェルというバンドです。画面右手でギターを弾いている人は、リーダーのトレイ・アザトース。

日本アニメのファンとして知られ、来日公演では「らんま1/2」のTシャツを着ていたこともありました。

その辺りも、マニアックなファンの心をつかんでやまないところであります。

で、デスメタルの中にもさらにサブジャンルがあり、メロディアスなギター演奏を売り物とするメロディックデスメタルも人気があります。
http://www.youtube.com/watch?v=Yj9xvg2Nu34

これは、とても高い人気を持つアーク・エネミーというバンドのライヴ映像。見ていただくとわかりますが、歌っているのは女性です。

デスメタルにはこういう一面もあります。

しかし、これらのバンドはわりとカッチリした演奏を聞かせるので、DMCの持つテイストとはちょっと違う雰囲気です。

DMCに近いテイストを持つバンドというと、わたしが思いつくのはこれしかありません。

インチキ臭い悪魔主義、人をバカにしたような衣装、ムチャクチャな演奏と三拍子揃ったロックンロールバンドです。

まぁ全然デスメタルじゃないんですけど、見れば見るほどテイストが似てるなぁ。

だんだん、クロノス（ベース弾いて歌ってる人）がクラウザーさんに見えてきました。
素顔なのに。