セクシー・ナイト
昨日のエントリでは、「マスコミ懲らしめマン」「ミスター失言」こと大西英男議員の新パフォーマンスを紹介しましたが、いまの自民党はまことに多士済々というか。
自民・山田俊男氏が暴力=党会合後、JA関係者に (時事通信) - Yahoo!ニュース
自民党の山田俊男参院議員が18日に党本部で開かれた会合の終了後、出席した全国農業協同組合連合会(JA全農)の関係者に対して暴力を振るっていたことが分かった。
自民党の伊達忠一参院幹事長は25日の記者会見で「本人は事実関係を認めている」と説明した。
山田氏はJAグループの組織内候補として2007年に初当選し、2期目。18日は党の「農林水産業骨太方針策定プロジェクトチーム」の会合で、加工食品の原産地表示についてJA全農などからヒアリングを実施。関係者によると山田氏は会合後、農業政策をめぐってJA関係者と口論になり、相手の腹部を拳で殴ったという。
伊達氏によると、山田氏は参院執行部の事情聴取に対し、「迷惑を掛け、申し訳ない」と謝罪。ただ、「相手は親しい元同僚であり、暴力という認識はなかった」とも釈明したという。執行部はさらに事実関係を確認した上で、処分を検討する。
この件は、メジャーな新聞社やテレビ局はあまり報じていませんでしたが、安倍総理じきじきに「報道は萎縮なんかしてませんよ。日刊ゲンダイをごらんなさい」と指名された、政権批判の殿堂こと日刊ゲンダイが報じたのを機に、おおいに話題となったものです。
日刊ゲンダイによれば、JA関係者のみぞおちを2〜3発殴ったとのことで、打撲により全治一週間の怪我、という診断書も出ているそうな。空手でいう水月突き、ボクシングでいえばソーラー・プレキサス・ブローと呼ばれる、一撃で相手の呼吸を止める強烈なパンチです。昨年の大みそか、井岡一翔が宿敵ファン・カルロス・レベコを11回KOに葬ってWBA世界フライ級王座を防衛しましたが、そのときのフィニッシュが、理想的なソーラー・プレキサス・ブローだったものです。山田議員のパンチが、井岡ほど正確だったかどうかは知る由もありませんが。
それにしても、人間というものは、怒り心頭に発してつい手が出たという場合、たいてい顔面にいくものなんですよ。わざわざボディを狙うというのは、「相手は親しい元同僚」ということなのでボディが弱点ということを事前に知っていたのか、それとも同じ自民党の三原じゅん子議員から「顔はヤバいよボディやんなボディ」と指導を受けていたのか。
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