姉三六角巫女みこナース
自民・大西氏「巫女のくせに」 公認候補支援依頼断られ:朝日新聞デジタル
自民党の大西英男衆院議員(東京16区)は24日、所属する細田派の会合で、衆院北海道5区補選の応援で現地入りした際、神社の巫女(みこ)から「自民はあまり好きじゃない」と言われた出来事を紹介。「巫女さんのくせになんだと思った」と発言した。
大西氏は補選の必勝祈願のために神社を訪れ、出会った巫女に自民公認候補への支援を依頼したが、断られたという。「巫女さんを誘って札幌の夜に説得しようと思った」とも述べた。
神社関係者らによる神道政治連盟は自民と近い関係にあるため、巫女から言われた言葉が不満だったようだが、細田博之幹事長代行(島根1区)は直後に「出雲の人からみるとはらはらした。東日本の人は頭に浮かんだらすぐに発言してしまう。言動、行動は十分に注意いただきたい」と制した。
大西氏は昨年6月の自民党議員の勉強会で、「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」などと発言し、党から厳重注意処分を受けている。
「巫女のくせになんだ」と言われると、これが思い浮かぶ程度には長いことオタク世界に足を突っ込んでいる、ワスなのであることですよ。
うーむ、よく考えたらこちらはむしろ「ナースのくせになんだ(その格好は」かもしらんなあ。
「電波ソング」というジャンルがすっかり確立して久しい昨今ではありますが、それはともかく、大西議員の発言がどう問題かというと、「巫女のくせに」というフレーズから漂う男女差別スメルというか、職業差別テイストというか、そっちのほうもかなり強いんですけど、本質はそっちじゃないですよね。
記事中でも突っ込まれてますけど、「神道関係者は自民党を支持すべき」、逆にいえば「自民党は神道を是とする」という、みんなわかってても言わないようにしてる国家神道擁護の発想じゃないですか。
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なお、「東日本の人は頭に浮かんだらすぐに発言してしまう。言動、行動は十分に注意いただきたい」という細田議員の発言も、この短さの中にきっちりブーメランを仕込んでいるあたりが秀逸だと思いました。