Gからの警告

アメリカ版『ゴジラ』新作の公開に合わせて、こんな漫画が出るそうな。


“ゴジラ漫画”を高橋留美子・北見けんいち・吉田戦車ら人気作家20名が描き下ろし! - シネマトゥデイ “ゴジラ漫画”を高橋留美子・北見けんいち・吉田戦車ら人気作家20名が描き下ろし! - シネマトゥデイ

 [シネマトゥデイ芸能ニュース] 大ヒット漫画「うる星やつら」の高橋留美子や「釣りバカ日誌」の北見けんいち、「伝染るんです。」の吉田戦車ら総勢20名の作家が描き下ろした“ゴジラ漫画”が収録されているビッグコミックオリジナル増刊「ゴジラ増刊号」のデジタル版配信が22日、開始された。


 「ゴジラ増刊号」は、映画『GODZILLA ゴジラ』(7月25日)の公開を控え発売された、ゴジラ生誕60周年とビッグコミックオリジナル創刊40周年記念の特別な増刊号。目玉となる“ゴジラ漫画”には高橋が「いつかやられる」、北見が「ボクとゴジラ」、吉田が「芹沢さんのお昼」というタイトルでゴジラを題材にした作品を描き下ろし。


 ビジュアルも公開された太田垣康男の「幕末ゴジラ」では、ちょんまげ姿の人の前に現れるゴジラが大迫力で描かれていることが確認でき、そのほか真造圭伍、伊藤伸平小田扉唐沢なをき喜国雅彦さそうあきら、高田靖彦、テリー山本花輪和一星里もちる星野泰視ほりのぶゆき、真心一芭、昌原光一、深山雪男、諸星大二郎が参加。いずれもゴジラを愛する作者の愛にあふれた作品となっている。


 また、ゴジラ好きで知られる俳優の佐野史郎らが“俺のゴジラ”について語るインタビューや、「ゴジラゴジラ好き 地上最大の座談」の様子などの特別企画も同時に収録されている。(編集部・吉田唯、小松芙未)


ゴジラ増刊号」(税抜:350円)は小学館公式電子コミック販売サイト「コミック小学館ブックス」にて10月24日まで販売中

なかなかのラインナップだが、風忍がおらんやないか!


ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 風忍が描く「骨法対ゴジラ」! ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 風忍が描く「骨法対ゴジラ」!
おれの前世は・・・ゴジラだ!「THEゴジラCOMIC」:a Black Leaf おれの前世は・・・ゴジラだ!「THEゴジラCOMIC」:a Black Leaf


最近の若い人はもう知らんかもしれんですけど、1989年に『ゴジラvsビオランテ』が公開されたのに合わせて、宝島社(に所属していた町山智浩さん)が、ゴジラをテーマにしたアンソロジーコミックを出したことがあったんです。

Theゴジラcomic (宝島コミックス)

Theゴジラcomic (宝島コミックス)



当時のサブカル寄り漫画家が集まって、ゴジラ縛りの中でいかにムチャクチャな漫画を描くかというチキンレースを繰り広げたような本だったんですけど、『地上最強の男 竜』で知られるカルト漫画の一人武者、風忍があまりにスゴいものを描いてしまったので、ほかの漫画家がすっかりワリを食ったといういわくつきの漫画であります。


最近は、風忍もほとんど漫画を描いていないようなので、再登板はさすがに無理だったのか、それとも最初から小学館の視野に入っていなかったのか。そこまではさすがに断言できないところですね。


ちなみに、前回の『THEゴジラCOMIC』に執筆した漫画家のうち、伊藤伸平だけは今回も再登板するようなので、ブレがないなあと思ったのでありました。