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「にらまれたので」フォークで２歳女児突く　岡山の公園、容疑の男逮捕 - MSN産経ニュース

　１９日午後０時２０分ごろ、岡山市北区の西中山下児童公園で、ベビーカーに座っていた女児（２）が、近くにいた男にフォークでいきなり突かれた。女児に出血はなく、頭に軽いけがをした。

　岡山中央署は、傷害の疑いで住所不定、無職、岡本光弘容疑者（５７）を現行犯逮捕した。

　岡山中央署によると、岡本容疑者は、母親と公園にいた女児に正面から近づき、持っていたフォークを振り下ろした。

　岡本容疑者は「（女児に）やくざのような目つきでにらまれたので、フォークで刺すふりをした」と供述している。

　母親が１１０番したが、岡本容疑者は逃げようとせず、警察官が到着するまでの間その場にいたという。

　逮捕容疑は、金属製のフォークで、女児の右頭部を突き軽傷を負わせた疑い。

２歳児に「にらまれた」って怒るオトナねえ。何らかの精神疾患が介在しているような気もしますが、あるいはこんな顔で見られたんでしょうか。

幼児ってけっこうこういう顔しますからね。ちなみにこの画像はかっこうのコラ素材となり、「最悪の場合は殺すこともあるし仕事と思っているから」というテロップがつけられることが多いです。

それにしても、凶器がフォークとは。なんでフォークなんか持ち歩いていたんだ。

プロレススーパースター列伝(1) (少年サンデーコミックス)

アラフォー以上のプロレスファンにとって、フォークを凶器にする人物といえばアブドーラ・ザ・ブッチャーです。

プロレススーパースター列伝 (1) (講談社漫画文庫)

1977年12月、全日本プロレスで開催された世界オープン・タッグ選手権。のちの「世界最強タッグリーグ戦」の前身ですが、その決勝で戦ったのが、ザ・ファンクスvsアブドーラ・ザ・ブッチャー＆ザ・シーク組でした。
この試合で、ブッチャー組はフォークを凶器として使用し、テリー・ファンクの右腕を集中攻撃。大流血する姿がテレビで放送され、日本テレビには苦情が殺到したという記録がレコード・ブックに残っているからホテルへ帰って調べてみろ。

その後もフォークはブッチャーのトレードマークとなりますが、ブッチャーはミーティングの内容を覚えないので試合はいつもぶっつけ本番（丹波哲郎みたいなモンである）、ときには凶器の隠し場所を忘れることもあったというから何ともテキトーな話です。

岡山の容疑者も、57歳ということはファンクスvsブッチャー＆シークのときは20歳ぐらい。試合を見ていた可能性は高いと思いますが、これで『プロレススーパースター列伝』が有害図書に指定されたりしたらイヤだなぁ。