図書館戦争

なんとも不気味なニュース。


「アンネの日記」 都内の公立図書館で250冊以上が破られる被害 「アンネの日記」 都内の公立図書館で250冊以上が破られる被害
東京都内の図書館で、『アンネの日記』やその関連図書が大量に破損させられているそうです。

増補新訂版 アンネの日記 (文春文庫)

増補新訂版 アンネの日記 (文春文庫)



そういえば、都知事選で田母神俊雄候補を応援していた保守活動家が、4月にアドルフ・ヒトラー生誕125周年記念パーティを呼びかけていて「赤旗」とかで批判されていましたが、その辺の界隈が絡んでいる気もしますね。
いずれにしても、やってることのみみっちさと、込められた悪意の深さにすごいギャップを感じる、不気味な事案であります。


ちなみに、熟女エロ劇画誌に連載されているのになぜか本格的能力バトル漫画の『人妻人形・アイ』が、好事家の間で好評を博している三条友美というベテランのエロ劇画家がいるんですけど。

この人の代表作である大河シリーズ「少女・菜実」ってのがあってですね。
次々に現れるトンデモない変態(主にスカトロ系)を、ヒロイン菜実が純真無垢なセックスパワーでやっつけていくという脳みそがとろけるほど知的要素のない漫画なんですけど、この漫画の中に、「実は『アンネの日記」には、強制収容所に入れられた後のことを書いた続篇があった!」というエピソードがあったんですよ。
その「続・アンネの日記」では、アウシュビッツに収監されたアンネ・フランクは、収容所の看守たちによって姉マルゴーとのレズビアンショウを強制されたり、三条作品に多い糞尿系の責めを受けたりするのでありました。フランク家への風評被害という点では、アレに勝るものはないと思うなぁ。


佐藤まさあきの『堕靡泥の星』では、主人公の神納達也はフランクルの『夜と霧』を読んでサディズムに目覚めるんですけど、SMエロ劇画とアウシュビッツってのは相性がいいのかもしれんですね。



なお、スラッシュメタルアウシュビッツの相性も抜群のもよう。

REIGN IN BLOOD

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