赦免花は散った
女性刺殺:娘の面前、無言で襲った男 通行人の中を逃走− 毎日jp(毎日新聞)
幼い娘の目の前で、若い母親の命が奪われた。千葉県市川市のJR総武線本八幡駅前で27日発生した女性刺殺事件。一緒にいた交際相手の男性は懸命に助けを求め、無言のまま被害者の湯浅栞(しおり)さん(22)を襲った男は、駅へ向かって走り去った。買い物客や下校中の学生らでにぎわう夕暮れの繁華街は騒然となった。【山縣章子、荻野公一、黒田阿紗子】
県警によると、湯浅さんはこの日午後、同居している男性と一緒に車で保育園に通う娘(3)を迎えに行き、宝くじを買おうと本八幡駅前に立ち寄った。男性が車に残り、娘と2人で売り場の前にいたところを突然、刺されたという。
現場は本八幡駅と京成八幡駅の間の駅前通り。周辺にはオフィスや飲食店が入るビルが建ち並ぶ。事件当時、下校中の高校生らが本八幡駅に向かっており、人通りはそれなりにあったという。
「キャー」。現場近くを歩いていた千葉県船橋市の上川畑勇也さん(25)は、甲高い悲鳴を聞いた。振り返ると、湯浅さんが腹を両手で押さえ、うつぶせで倒れていた。その直前、黒っぽい服装の30歳ぐらいの男が、通行人にぶつかりながら駅の方向に小走りで向かっていくのが見えたという。「慌てた様子だったので目立った」
車に残っていた男性が湯浅さんに駆け寄り「大丈夫か」「誰か救急車を呼んでくれ」と叫んだ。すぐに人だかりができて、何人かがハンカチで傷口を押さえて止血しようとしていたという。
自転車で帰宅途中だった市川市南八幡の主婦(52)は、湯浅さんが倒れているのを目にした。路面には血が流れていた。数分後に警察官2人が駆け付けてきたといい「逃げていると聞き恐ろしい」と話した。近くの飲食店の店長(40)は「女性従業員もいるので、何人かでまとまって帰宅させるようにしたい」と心配そうに語った。
湯浅さんは市川市内の住宅街のアパートで暮らしていた。住民によると、2カ月ほど前に2階に入居し、男性と娘の3人で、よく車で外出していた。住民は「(身長)160センチくらいで遠くから見てもきれいな人だった。今朝も『パパ』と呼ぶ女の子の声が聞こえた」と話した。
当初は通り魔の可能性が取沙汰されていましたが、この被害者が警察にストーカー被害を訴えていたことがわかり、容疑者は一気に絞られます。そして逃走していた容疑者は、八丈島で逮捕されました。
市川女性刺殺:元交際相手を殺人容疑で逮捕…八丈島で発見− 毎日jp(毎日新聞)
千葉県市川市八幡(やわた)の歩道で27日、同市の無職、湯浅栞(しおり)さん(22)が男に刺殺された事件で、県警市川署の捜査本部は28日、連絡が取れなくなっていた元交際相手で千葉県松戸市、職業不詳、岡逸人(はやと)容疑者(23)を東京都八丈町(八丈島)の神湊(かみなと)(底土)港で発見し、殺人容疑で逮捕した。岡容疑者は湯浅さんに復縁を迫っていたといい、県警は交際を巡るトラブルが背景にあるとみて調べる。
県警によれば、岡容疑者は10代の頃から湯浅さんと交際し、今年9月上旬に同棲(どうせい)を解消したばかりだったという。
警視庁によると、28日午前2時50分ごろ、千葉県警から「岡容疑者が(知人のいる)八丈島に行くかもしれない」と連絡があり、神湊港で約10人の捜査員が待機していた。
28日午前8時46分、東京・竹芝桟橋から到着した大型客船内で客の身分を確認したところ、所持していた健康保険証が岡容疑者の名前と一致したため、警視庁八丈島署に任意同行を求めたという。岡容疑者は任意の調べに「俺だ、俺だ」と湯浅さんを刺したことを認めたため、県警は午後0時27分、同署内で逮捕状を執行した。
県警によると、湯浅さんは岡容疑者との復縁トラブルのほか、30歳代の男性とも金銭の返還を求められるトラブルを抱えているとして今年9月に市川署に相談していた。同署は2人に口頭で注意、湯浅さんはその後、転居していた。事件発生後、30代の男性とは連絡が付いたが、岡容疑者とは連絡が取れず、関係先の警察署に照会するなどして行方を捜していた。
県警幹部は湯浅さんからの相談対応について「2人とも暴力などの危険性が見られなかったため、口頭での注意しかしなかった」と説明している。【黒川晋史、荻野公一】
江戸時代以前は、罪人が捕まってから八丈島に流されていたもんですが、今の犯罪者は捕まる前に八丈島に行っちゃうんですかね。
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この事件を受けて、例によって被害者女性をバッシングする人が出ていますが、どうにかなんないもんですかね。
先月も、三鷹市で女子高生がストーカーに殺害される事件がありましたが、あのときも「こんな男と付き合うのが悪い」「被害者にも落ち度がある」みたいな反応が少なからずありましたよね。どんな「落ち度」とやらがあったら殺されても仕方ないってことになるんでしょうね。
あと、この事件はきっと「市川ストーカー殺人事件」とか呼ばれるようになるんだと思います。googleで「市川 ストーカー」で検索しても、この事件の関連記事がヒットするようになっていますし。
となると、ストーカー市川への風評被害が気になるところですね。
(あくまで「ブッチャーは強い」という前提を崩すことなく試合をやってるところが味わい深い)
まぁ彼の場合、今さら風評被害とかいうレベルのレスラーじゃないんですけど、これでリングネームを変えさせられたりしたら悲しいなぁ。