血まみれスケバンチェーンソー:6巻

三家本礼の『血まみれスケバンチェーンソー』6巻を読んだッス。

今回も非常に偏差値が低い感じで、しかも登場人物の誰ひとりとしてまともな人間がいない。凶悪な悪乗りをハイテンションで続けています。
6巻では、主人公のギーコと相棒のナグルシファーが宿敵ネロの本拠地までたどり着くのですが、そこには凶悪なゾンビ四天王が待ち構えているというザ・少年漫画な展開。ストーカーに殺された地下アイドルゾンビ、通行人を殺しては肉を食べていて、警察に射殺された「ヘルハウス兄弟」ゾンビ、ツアーバスの事故で死んだ女子泥レスラーゾンビ、そして小学生女児6人をハンマーで撲殺し、拘置所で自殺した「少年A」ゾンビ。『ゾンビ屋れい子』の百合川サキもそうですが、この人は本当に児童殺しの殺人鬼をゾンビ化するのが好きだよなぁ。