呪いのランキング
今日は「映画秘宝」発売日。恒例のベストテン発表号です。
今年は、
- 1位:キング・コング
- 2位:宇宙戦争
- 3位:ランド・オブ・ザ・デッド
といったところ。まぁ順当といえるでしょうね。
ワーストは、
というものでした。
「宇宙戦争」は両方で2位という微妙な位置づけになっていますが、まぁこれはそれだけ多くの人が観て、良くも悪くも強烈な印象があったということでしょう。
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秘宝ベストテンも、今年で9年目ということになりました。
これまでのベスト&ワーストを見てみますと、
- 1997年
- ベスト:マーズ・アタック!
- ワースト:ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
- 1998年
- ベスト:スターシップ・トゥルーパーズ
- ワースト:GODZILLA/ゴジラ
- 1999年
- 2000年
- ベスト:チャーリーズ・エンジェル
- ワースト:ミッション・トゥ・マーズ
- 2001年
- 2002年
- 2003年
- 2004年
- ベスト:スパイダーマン2、ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
- ワースト:デビルマン
こうして見ると、「スター・ウォーズ」シリーズは毎回ワースト1位になっていたのですが今年は6位にとどまりました。ちなみにベストでは7位です。
まぁこれは期待の大きさのあらわれなんでしょうね。自分はこのシリーズが昔から苦手で、とくに興味を持って観ていないのでなんとも言えませんが。
「映画秘宝」ベストテンといえば、恒例の「まだ公開されてないのになぜかランクインされている」という謎の作品があります。
97年の「フェイス/オフ」とか、2000年の「ブルース・リーinG.O.D.死亡的遊戯」とか、2001年の「少林サッカー」とか。
今年は、ロブ・ゾンビの「デビルズ・リジェクト」が強いようです。
観たいなぁ。
さてさて。
秘宝ベストテンでは、「死んでほしい奴グランプリ」という項目があります。
昨年は、「デビルマン」が日本映画史上最大ともいえる酷評をされた那須博之監督に票が集中したのですが、発表の翌月に那須監督がガンで本当に亡くなり、ファンや業界人を震撼させたものでした*2。
そのせいか、今年はちょっとトーンダウン。具体的な個人名を挙げるのを避けて、
などといった回答が目立ちました。
そんな中で、「シャロン・オズボーン」と回答した三家本礼氏、「オダギリジョー」と回答した柳下毅一郎氏、「オリバー・ストーン」と回答した山口直樹氏、「例年のことだがどいつもこいつもブチ殺したい」と回答した高橋ヨシキ氏の蛮勇には頭が下がる思いです。
ちなみに自分には死んでほしい人間はいません。
オレが願うまでもなく、どうせ人間みんな死ぬんだからな。
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